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解説
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両像共に檜材の一木造り 胡粉地彩色 彫眼 A像:像高 99.5cm 藤原時代初期(約800年代) B像:像高104.3cm 藤原時代後期(約1000年代) Aは単髪、彫り出し天冠及び天冠台をつけ、地髪をまばら彫りにして、目を見開き、口を固く結んでやや右手前方をにらんで憤怒相をしています。身に唐甲をつけて右手ひじを曲げて前に出し、左手を下げるが両手首をなくしているので、持物は不明。右足に体重をかけ左ひざを浮かせて腰を右方に引く。頭体一木から彫り出し、肩で矧ぎ、両足先を矧ぐ。 Bは単髪、両側を炎髪とし、憤怒相の顔を左方に向け、左足に体重をかけて右足を浮かせて腰を左にひねっています。両肩先をなくしていて、持物その他は不明。Aと同様に唐甲をつけています。頭体一木から彫り出し、肩で矧ぎ、両足先矧ぎ付け、天衣垂下部を別材で矧いでいます。
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