|
解説
|
山寺常山は、江戸時代の終わり、鎌原桐山、佐久間象山とともに松代三山と称えられた武士で、藩政に尽力した人物である。屋敷地は、象山の東側の麓、松代城下の南西端に位置している。敷地内には、書院と表門、頌徳門の建物と広大な庭園が残されている。 旧山寺常山家住宅書院は、大正後期に建築されたもので、庭園への眺望を意識して、表門より床の高い建物である。東西2列に計6室を配し、東列に座敷を並べて東南面に縁を廻し、庭園を望む西列には、円窓を持つ茶室がある。座敷飾や茶室の意匠に趣向を凝らした開放的な書院である。 平成16年に建物や庭園の施設整備を実施した。庭園は「旧山寺常山氏庭園」として平成20年7月に国登録記念物に登録されている。
|