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文化財名 今井氏庭園
文化財名(かな) いまいしていえん
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員数 1棟
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テーマ 4松代城下町に伝わる武家文化
地区別 松代
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検索用時代区分_文化財 その他
検索用時代区分_文化財コード
検索用時代区分_文化財終
検索用時代区分_文化財終コード
内容細目
解説  「今井氏庭園」は、松代町代官町の通りに面し、その西側にある。半田氏庭園、宮澤氏庭園と一つの「泉水路」により連続する一群の庭園であり、城下町の西側山裾を南から北へ流れる神田川より取水されている。泉水路は今井家の庭池からさらに北側に隣接している屋敷地の庭池に流れている。
 今井氏庭園のある代官町は、江戸時代は藩士の屋敷町であった。城下町の屋敷割が描かれた絵図、及び松代真田家家臣に関する史料からは、江戸時代を通して神戸家の屋敷地であったことがうかがえる。今井家になったのは、昭和15年に庭園を改修したことが伝えられており、それ以前と想定される。
 敷地の北東部に主屋があり、庭園は主屋の南西側に位置する。以前は池の北に古い離れがあり、主屋とは渡り廊下で結ばれていた。池は現在よりも北側に広く、離れと一体になった池庭であったようである。その後、昭和44年に池の北側一部を埋め立てて、離れを新築している。
 池はほぼ半円形であり、離れに接している。池の南側には低い築山が設けられ、マツやイチイなどが植栽されている。その南側には、小規模だが、畑が造られている。離れ南側のベランダからは、手前に池を見渡せ、その向こうに低い築山と植栽された樹木、そしてその上に借景となる南の山々が見える。離れに向かう園路から庭園を見ると、サンシュユとマツの間に池が見え、池の向こうに、庭木、生け垣、そして西の山々が見える。
 離れから見える半円状の庭池と植栽、借景は、松代城下町の特徴的な庭園景観を有しており、連続する庭池をつなぐ泉水路の起点であることを含めて貴重な庭園景観といえる。一つの「泉水路」で繋がる庭園として松代の造園文化の発展に寄与した意義深い庭園である。
解説(英語)
来歴
来歴(英語)
所在 長野市松代町松代
文化財番号 473
管理記号
カテゴリ区分
文化財種別 名勝
大分類 指定等文化財
中分類
小分類
文化財情報 国登録/国登録記念物/平成 26年10月6日/2014/10/6
上位階層目録ID
関連目録ID
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参照データ
長野市行政地図情報
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自治体史掲載
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既刊目録名
デジタル化の経緯に関する注記
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