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解説
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2004A00023と同じく東寺尾の庚申講道具。掛軸は刷物で青面金剛、ニ童子、四夜叉、つがいの鶏、申といった庚申講の掛軸に登場するすべての要素が備わっているが、見ざる言わざる聞かざるのポーズをとる三猿のうち、言わざるが抜けている。庚申の晩が話をして夜を明かすものだとされるため口をふさぐ猿は抜いてあるのかもしれない。 庚申講が葬儀の際の棺担ぎと墓穴堀りの両方の役を担うところが多かった市内にあって、東寺尾では穴掘りと棺担ぎの役が分かれていた。そのため、葬儀を出すには穴掘りを担う庚申講と棺担ぎを担う庚申講の両方に加入しなければならなかった。
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