第四章 近世

第一節 関が原の戦いと木曽

一 関が原の戦

豊臣秀吉の死

会津征伐と東西合戦

石田三成挙兵

真田昌幸の離反

上田城攻防

木曽・東濃の状勢

木曽・東濃の戦い

二 木曽代官と木曽衆

木曽代官に山村氏任命される

木曽衆の知行

木曽衆

関東八騎

第二節 尾張藩の成立と木曽

一 尾張藩の成立

尾張藩の成立

名古屋城築造

木曽尾張藩に編入さる

山川一元の支配

尾張藩の領知高

尾張藩主歴代

〔尾張藩主歴代〕

初代 徳川慶直(よしなお)  幼名五郎太 初名義知 義利

二代 徳川光友  幼名蔵人 出雲 五郎八 初名光義

三代 徳川綱誠(つななり)  幼名五郎太 初名綱義

四代 徳川吉通(よしみち)  幼名藪太郎 吉太郎 五郎太

五代 徳川五郎太

六代 徳川継友(つぐとも)  幼名八三郎 初名松平大隅守通顕

七代 徳川宗春  幼名万五郎 求馬 初名松平主計頭通春

八代 徳川宗勝  幼名代五郎 万称 監物 初名松平友相(ともすけ) 友淳(ともあつ) 義淳

九代 徳川宗睦(むねちか)  幼名熊五郎

一〇代 徳川齋朝(なりとも)  幼名愷(やす)千代

一一代 徳川齋温(なりはる)  幼名直七郎

一二代 徳川齋荘(なりたか)  幼名要之亟

一三代 徳川慶臧(よしつぐ)  幼名諡丸 初名匡賢

一四代 徳川慶勝  幼名秀之助 初名慶恕(よしくみ)

一五代 徳川茂徳(もちのり) 幼名鎮三郎 建重 初名義比(よしちか)

一六代 徳川義宜 幼名徳成(ながなり) 元千代

二 木曽代官 山村氏

山村氏

幕臣山村氏の身分

山村氏の格式

山村氏の江戸屋敷

山村氏尾張藩士の身分

木曽代官山村氏歴代

一代 山村良候  三郎左衛門 初名三郎九郎 七郎右衛門 隠居道祐

二代 山村良勝  初名十三郎 甚兵衛 隠居後用済

三代 山村良安  七郎右衛門

四代 山村良豊  三郎九郎 久兵衛 甚兵衛

五代 山村良忠  和三郎九郎 七郎右衛門 下記 甚兵衛

六代、山村良景  三九郎 下記 甚兵衛

七代 山村良及(ちか)  甚之丞 三太夫 隠居名道仙

八代 山村良啓(たかひら)  忠次郎 外記 甚兵衛 隠居後三郎左衛門

九代 山村良由 七之助 式部 三郎右衛門 甚兵衛 伊勢守

一〇代 山村良喬(たかてる)  初名忠二郎 式部 三郎九郎 甚兵衛 隠居三郎左衛門 号瀛(えい)翁

一一代 山村良〓(たかひろ)  恒次 三郎九郎 甚兵衛

一二代 山村良祺(たかのり)  式部 靱負 三郎九郎 甚兵衛 隠居後三郎左衛門 号白翁

一三代 山村良醇(たかあつ)  七之助 式部 三郎九郎 甚兵衛 隠居後恒園

山村氏の知行所支配

第三節 支配制度

一 御触書と高札

御触書

御触留帳

回状の村継

矢文

高札

高札場

五榜の掲示

二 宗門改

宗門改

宗門改帳

宗門改帳作成上の補助帳簿

宗門地請証文

寺請証文

宗門自分一札

宗門改帳の作成

三 鉄砲改

鉄砲改

鉄砲改帳

鉄砲用火縄について

おどし鉄砲使用許可

四 幕府諸国巡見使

幕府諸国巡見使

幕府巡見使の通行

天保九年の巡見使

五 尾張藩の地方支配

尾張藩の地方支配

六 木曽代官山村氏の支配

山村代官役所

山村代官の職掌

地方支配に下代官をおく

山口村の下代官

馬籠村下代官

七 村の自治制

1 村

はじめに

木曽の郡名

国絵図

2 宿村の役人

宿役人

庄屋

相庄屋

庄屋の任務

庄屋の地位・身分

庄屋給

庄屋の困窮

山口村の庄屋

〔山口村の庄屋〕

①外垣庄屋歴代

②楯庄屋歴代

馬籠村庄屋

組頭

百姓代

定使

3 五人組

五人組

五人組仕置帳

第四節 検地と貢租

一 検地

太閤検地

江戸幕府の検地

木曽は無高地

享保の検地に至る経緯

米納切替

検地の要領

検地起請文

享保の検地実施さる

検地役人

享保の検地帳

木曽の総反別

山口村の田畑反別

馬籠村の田畑反数

検地後の措置

二 貢租

1 江戸時代の年貢の概念

はじめに

本途物成

口米(くちまい)

検見法

定免法

小物成

年貢免状

納物・椀飯(おうぱん)

郷倉(ごうぐら)

升(ます)について

木曽の升(ます)

2 木曽の年貢

江戸初期の木曽の年貢

木曽の成箇郷帳

正保の四つ概

山口村の年貢

享保九年検地後の年貢高

検地後の年貢高増加について考察

検地後の年貢制度の改革

藪年貢

検地後の山口村の年貢高

年貢米の金納

検地後の馬籠村の年貢状況

三 課役

はじめに

よき役

役人高

課役

本役

七里役

職役

職人取締役

村役

くんじ役

水役

第五節 尾張藩の林政

一 豊臣時代・江戸初期の林材生産

秀吉と木曽山

豊臣秀吉朱印状

江戸初期の木曽山の林材生産

二 尾張藩の林業保護政策

1 初期の林材統制

裏木曽山の伐木規制

木曽山の伐木規制

2 尾張藩の木曽山巡見

はじめに

木曽山巡見の記録

3 寛文の林政改革

寛文四年の木曽山巡見

林政改革の要点

尾張藩の山林支配機構

〔尾張藩の山林支配機構〕

上松材木奉行所

錦織川並材木奉行所

川並番所

大川狩

大川狩と山口村

瀬付名

山口川並番所・杭場・綱場・雨小屋

雨小屋

木曽地内の川筋に番小屋設置さる

川並法度

巣山・留山・明山制度

巣山

留山

留山・巣山の管理

明山

4 享保の林政改革

はじめに

徹底した伐木制限

立会役所

切畑

木曽谷中三大法度

享保度林

山口村の享保度林

新立林

山口村の新規立林

享保の林政改革の成果

市川甚左衛門

5 享保の林政改革後の山林と住民

住民の山林用益

6 後免荷物

白木六〇〇〇駄

御免荷物の村割当

御免荷物の推移

7 植林

植林

漆の植林

8 盗伐と背伐り

白木改番所

山林取締りと盗伐

江戸中期後の山林犯罪

山口・馬籠村内の盗伐・背伐り

嘉永二年の事件

山口村の背事件

9 江戸城復興用材の献材

江戸城の火災

天保九年西の丸用材の献材

木曽山の立木見分

公儀役人の木曽山見分と使役

山口村の使役負担

山口村の竹

天保一五年江戸城本丸用材献材

嘉永五年の西の丸復興材の献材

安政六年江戸城本丸復興材

10 山論

草刈山

草刈山

草山の口明

山論

山論の年表

境界の設定

万延元年馬籠村と湯舟沢村の草山論争

第六節 村民生活

一 農民支配

〔農民支配〕

農民支配の基調

慶長の統制令

寛永二〇年の土民仕置覚

慶安二年の御触書

土地永代売買禁止

分地制限令

二 村況

山口村

馬籠村

三 戸口

山口村

馬籠村

四 村の道

〔村の道〕

きびうの渡し場

嘉永元年渡場の調査

五 生活上の制限

〔生活上の制限〕

住居の制限

衣服の制限

食生活の制限

栗の実採取の取り決め

その他食糧関係雑件

六 村極

村極

七 身分格式

身分格式

八 献金と栄誉授与

山村家冥加金献上者に苗字帯刀御免

苗字帯刀御免の者之申談書

木曽一一宿問屋苗字帯刀御免願

安政三年庄屋・問屋・年寄・本陣・脇本陣役人苗字帯刀願

山口村庄屋の苗字帯刀願

宿村役人の席順について

千村家の財政難と献金

度重なる山村家の献金要請

尾張藩の冥加金上納

第七節 産業

一 農業

山口村の用水

用水の水論

馬籠村の用水

馬籠村の新田

二 農事暦

〔農事暦〕

稲の品種

三 農産物

木曽の産物

山口村の産物

その他の産物

享保の林政改革後の殖産奨励

山口村の紙漉

山稼の代替産業の向上督励

紙漉雑記

蚕飼

絹糸の木曽外移出規制

養蚕業発展経緯

毛付馬

馬喰印札

毛付馬の届出

薬草

薬草の栽培奨励

朝鮮人参

薬種値段

酒屋

第八節 交通と輸送

一 中山道

街道の成立

脇往還

中山道を湯舟沢経由に付け替え

十曲峠の改修

並木

一里塚

二 宿場の構成

1 宿場

〔宿場〕

馬籠宿

桝型

用水

往還掃除丁場

宿場の財政

2 本陣・脇本陣

〔本陣・脇本陣〕

本陣

脇本陣

大名等の休泊

3 旅籠・馬宿・茶屋

旅籠

旅人は一泊が原則

木賃から旅籠屋

馬宿

茶屋

4 目明し

目明し

木曽の目明し

三 人馬の継立

1 宿役人

宿と在

問屋・年寄

帳付

馬指・人指

定使

宿役人の給与

2 伝馬役と歩行役

伝馬役と歩行役

3 継立の種類

継立の原則

種類

御朱印

御証文

無賃人馬

御定賃銭

相対賃銭

4 荷物の重量制限

荷物の重量制限

本馬・乗掛馬軽尻馬・人足

乗掛(乗懸)馬

軽尻馬

人足

貫目(かんめ)改所

お定賃銭の変遷

元賃銭の基準

元賃銭以後の御定賃銭

割増賃銭の配分(刎銭)

四 助郷

助郷のはじまり

木曽寄人足定

木曽の寄付村(よりつきむら)

伊那助郷設定願

下四宿助郷村の返上運動と助郷村の増加

木曽一一宿の助郷村

元文・寛保期の助郷村

五 姫通行

1 宮姫の通行

宮姫の降嫁

比宮(なみのみや)の下向

五十宮(いそのみや)の下向

楽宮(さざのみや)の下向

登美宮の下向

有姫の下向

寿明姫の通行

道普請

お迎え役人の上京

寿明姫の下向

六 水戸浪士の通行

〔水戸浪士の通行〕

幕末期の水戸藩の動き

八月一八日の政変

天狗党の乱

水戸浪士、慶喜を頼って上洛を図る

梅沢峠で高崎藩を破る

和田峠の戦い

下諏訪から伊那路へ

浪士隊馬籠に泊まる

木曽地方に於ける平田国学派の門人たち

浪士隊の軍資金調達

馬籠から美濃路へ

幕府追討軍馬籠に到着

越前に向った浪士隊

死の雪の山岳越え

天狗党の末路

第九節 災害

一 火災と地震災害

頻発した宿場火災の背景

防火規制

火消組の誕生

馬籠宿の火災年表

安政五年の大火災

大火後の復興

宿場中枢部が全焼、宿駅機能が停止した万延元年の大火

峠・宝暦の大火と町並みの推移

地震の記録

第十節 江戸時代の紀行文にしるされた馬籠宿

◎老の木曽越・玄旨法印道之記

◎前田慶次道中日記

◎木曽路紀行

◎日本行脚文集・巻之六

◎更科紀行

◎木曽路之記(巻三下)

◎木曽の麻衣

◎五十槻園旅日記

◎壬戌紀行

◎木曽路名所図絵

◎道の落穂

◎伊沢蘭軒の日記

◎木曽街道・続膝栗毛(六編下巻)

◎滑稽旅賀羅寿

◎寄せ書「馬籠八景」

◎信濃奇勝録

◎木曽巡行記