五十嵐豊の作品
※五十嵐豊の作品については、複製、転載、転用等の二次利用を行うことを禁止します。複製、転載、転用等をご希望の場合、那須歴史探訪館まで事前にご一報いただけるようお願いいたします。
民芸・郷土玩具
豊の生まれ育った那須温泉は、多くの観光客が訪れるものの、これといった民芸品・郷土玩具はそれまで存在しなかった。そのため、豊は那須にふさわしい民芸品・郷土玩具を創作するため、那須の木材などを自ら切り出し、作品の材料として制作した。
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陶器
作品の多くは、益子町の大誠窯で制作された。また、八幡にも自ら窯をつくり作品を制作した時期もあった。絵皿や陶板・陶彫などの作品が多くあり、子供たちやリンドウなどの那須の自然をモチーフにしている。那須ビューホテルや一望閣などの町内のホテルに大規模な作品があった。
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張り子・貼り絵
栃木県の伝統工芸である烏山和紙を使用した作品として、張り子や貼り絵の作品がある。作品製作には福田製紙所が協力し、和紙の色なども特注だったという。茶臼岳などの那須の自然やウシやトラなどの動物をカラフルに制作した作品が多く、那須小学校(廃校)の記念誌表紙などにも作品が使用されている。
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木彫り・木工
木彫作品の多くは豊がデザインを手がけ、黒磯市(現那須塩原市)に在住し右眼・左手・左足を不慮の事故で失いながらも制作を続けた彫刻家・佐藤豊昭が彫りを担当した。時計やトーテムポールなどの作品が遺されており、2人の共同制作作品をご覧いただきたい。
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布絵
豊の代表的な作品といってよい。豊の東京美術学校の卒業制作は布絵「雪中童子」であり、卒業後に勤めた栃木県佐野繊維工業試験場でも繊維・染色デザインを担当するなど、布とは生涯を通じて制作活動に関わっていく。豊はわらべや動物(特に十二支や魚)を題材に作品を制作しており、その色彩や表現をご覧いただきたい。 作品一覧を見る
写真・その他
那須ビューホテル大食堂に設置された陶壁の制作過程を見守る豊と東京美術学校時代の恩師・高田正二郎の写真や、豊が作品制作に取り組む姿をとらえた写真など、豊と作品の関り方について写真などをとおしてご覧ください。 資料一覧を見る
五十嵐豊は八幡に帰郷した後、商店のデザインや陶壁の仕事を請け負っている。それは、豊自身が東京美術学校図案部の出身であったという経歴にも起因するだろう。
豊が請け負った商店などの名を以下に付したい。(那須町内については市町名を付さない)
一望閣/松川屋/那須ビューホテル/風月堂/風月庵/みちのく諸國郷土民芸館/みちのく民芸店/ファンタジア/青柳ロッジ/レストラン青柳/一里茶屋/伽
留出居/コーヒーと民芸珠瑠/那須観光協会/那須町立那須小学校光徳ロッジ(日光市)/明治屋(那須塩原市) / 元レストラン(大田原市)/レストラン古陶里(益子町)/昭和女子大学附属昭和幼稚園(東京都)