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資料解説
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だだっ広い、海を見渡せる西宮港埋立地の完成を記念して、昭和10年11月24日、市会議員と市役所職員(吏員)の運動会がはじめて行われました。運動会の様子は「西宮市公報」に詳細が記されています。競技の種目は1蹴球リレー、2水送り競争、3スプーンレース、4綱引き、5買物競争、6生存競争、7酒樽送り競争、8責任リレーです。ネーミングも時代を反映してユニークです。◆生存競争とはどんな競技なのでしょう?記録がないためわかりませんが、トラックの内側に布製の大玉にポンプがついているので、時限爆弾のようなものかもしれません。◆改修された西宮港の防波堤が見え、漁船もいくつか見えます。模擬店「関東煮」の店、そのとなりに「そばうどん」「ぜんざい」の店もあります。◆灘の生一本、「宮じゃこ」で名高い西宮の輸出拠点である西宮港は、兵庫県が昭和4年から改修工事を進めていました。6年の歳月を経て昭和10年10月25日、晴れて竣工式が行われました。改修工事は、港の整備とともに浚渫した土砂を利用して、港内東海岸に埋立地を造成しました。現在の朝凪町、JFEスチール(旧川崎製鉄所)の敷地です。
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