|
資料解説
|
室町時代の俳人山崎宗鑑に「照る日かな蒸すほど暑き甑岩」と詠まれています。社殿後ろには高さ約10m、周囲約40m巨石甑岩がそびえています。岩の形が米などを蒸す甑に似ていることから甑岩と呼ばれていました。境内には多数の岩塊があり、その中には江戸時代大阪城修築に使用するために諸大名が一種の紋を刻んだ刻印石があります。「甑岩」には池田備中守長守の紋が刻まれています。この石切作業では、職人が石を切り出していると突然熱気が立ちこめ、岩の祟りと思った職人があわてて逃げ出したために、現在もノミの跡が一列残っているという話が伝えられています。◆越木岩神社の社叢はヒメユズリハを中心に約200種類以上の暖地性植物によって構成されています。暖地性植物群からなる残存林は珍しく、県の天然記念物に指定されています。
|