資料解説
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名神高速道路工事中の国道2号。西宮市内は武庫川、国鉄(JR)、国道2号、阪神電鉄をまたぎ、国道43号上にインターチェンジを建設する難工事が多い工区でした。国道2号をまたぐ工事は昭和39年4月、深夜に鋼ゲタをクレーンでつりあげて行われました。◆名神高速道路は国内初の自動車専用高速道路です。市内では昭和36年12月武庫川橋の工事から始まり、昭和39年9月に西宮料金所前で西宮-尼崎間の開通式が行われました。小牧-西宮間全通は昭和40年7月1日でした。名古屋を出発し、第二阪神国道(国道43号)を通り、神戸に至るので「名神」と呼ばれ、輸送時間短縮により大きな経済効果をもたらしました。昭和44年に東名高速道路が開通、昭和45年2月には西宮インターチェンジで 阪神高速1号線(現3号神戸線の内、西宮-神戸間)が開通し、本格的な高速道路の時代となっていきました。◆参考文献 西宮市史第三巻
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