資料解説
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ガミヤ池には貸しボートに貸しテント、貸しコンロがあり、家族連れやグループが思い思いに自然を満喫していました。写真には池畔に設営されたテント、ボートや水遊びの人々が写っています。「ガミヤ池」の名は本来の名称である「宮ヶ谷池」が変化したものと考えられます。昭和36年には市教育委員会が池周辺の国有林に教育キャンプ場が整備し、小中学校や青少年団体に限って開放されるようになりました。しかし昭和39年には国有林が民間企業に払い下げられたため、ガミヤ池の教育キャンプ場はわずか3年程で閉鎖され、昭和40年に市の甲山開発計画により新たに甲山教育キャンプ場が開設されました。現在、ガミヤ池周辺は住宅地として開発され、大きく風景が変わっています。
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