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資料解説
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昭和30年代後半から、県土木出張所、商工会館、職業安定所など大小様々な建物が集積し道路が入り組む六湛寺一帯をシビックセンターとして整備する「庁舎周辺整備事業」が計画された。新庁舎の建設を中心にしたもので、昭和40年に現市役所南館の場所へ移転した図書館も含まれる。新図書館構想は市制50年を目途に旧武徳殿跡地での建設を検討していたが、石油ショック以降市財政の悪化により延期された。昭和57年、建設用地を夙川病院跡地(川添町)に決定し、昭和58年11月に起工、昭和60年7月10日開館する。六湛寺の図書館は昭和60年3月30日で休館となり、57年の歴史に幕を下ろす。◆ 写真は2階より入り口付近を写す。閉館後事務室や倉庫などに活用され、保存の声はあったものの維持は難しく、惜しまれつつ昭和61年9月取り壊された。跡地には記念碑が建つ。ステンドグラスだけは残され、資金を寄付した辰馬家と中央・北口・鳴尾・北部図書館ほか山口・甲東・上ヶ原・越木岩分室・高須分室、南甲子園・用海・春風公民館と大社小学校に保存されている。
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