資料解説
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国道171号と連結されることになった札場筋は、東西に店舗や住宅が立ち並ぶ幅員約6mの北行き一方通行でした。市の鉄北地区区画整理事業により、札場筋の内、国道2号-阪急神戸線間は幅員22-27mに拡げる工事が行われました。また、将来的に東西に延ばす山手幹線の用地確保のほか、商店街の再整備、下水排水路や公園などの公共施設の整備等が行われました。昭和44年2月に始められた工事は、東側の商店や民家155戸の立退き、立体交差する国鉄ガードの拡幅などで大いに難航しましたが、地元の協力などもあって、何とか万博開会式当日の3月14日に開通にこぎつけました。札場筋線の拡幅は、建設省が進めていた国道171号の拡幅工事と結ばれ、南北の大幹線となりました。
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