資料解説
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昭和32年開校の上ケ原小学校で給食の様子が撮影されました。アルマイトの食器にパン、おかず、汁物が入り、ビン牛乳がつく完全給食です。今日の献立は、パン、牛乳、マーガリン、カレイの唐揚げ、中華そばです。市内小学校の給食は昭和22年1月からミルクと汁物のみの給食が始まり、25年には教育委員会に栄養士をおいて全市の学校の献立調理の指導がなされるようになりました。昭和27年に西宮市学校給食会が設立され、共同献立や材料の一括購入が始まり、小学校ではおかずのついた完全給食が実施されるようになりました。昭和38年12月からは他市に先がけて、従来の脱脂粉乳に生乳を混ぜた混合乳が採用されました。
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