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解説
23.勧請縄(かんじょうなわ)
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勧請縄とは、年の初め、集落内に邪悪なものが入り込まないよう、藁などで大縄を綯い、魔除けをイメージする呪具を付け、集落の入口などに掛けるもの。中山道沿いの集落には勧請縄をかける行事がよく残っており、武佐(むさ)町では地下町と呼ばれる集落で勧請縄の行事が続けられている。また安土町西老蘇で行われる勧請縄の行事は、「魔邪羅講(マジャラコ)」と呼ばれ、有名である。