狭山池は大阪狭山市の中央に位置する、日本最古のかんがい用の溜池です。616年の築造以降、狭山池は天平2年(731)の行基による改修や、建仁2年(1202)の重源による改修、慶長13年(1608)の片桐且元による改修などを経て、現在もなおかんがい施設として機能しています。近年行われた平成の改修に伴う発掘調査では『重源狭山池改修碑』の発見をはじめ、数多くの狭山池改修に関する成果が得られました。
狭山池惣絵図 享保7年(1722)
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