立命館大学図書館/加藤周一文庫デジタルアーカイブ

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〔新井白石〕

加藤の新井白石に関する関心はなみなみならぬものがある。白石の知的関心は広く、多面的活動をした(行政官から学者まで。そして学者としては、歴史学は言うに及ばず、民俗誌から言語学まで)、しかも白石の世界には内的な構造がある。白石の専門的研究と世界に対する全体的理解がどのように関連するかを論じたのが「新井白石の世界」(「岩波書店版日本思想大系」『新井白石』の解説)である。同論文を著すために採られたのが「本ノート」である。ここには白石の実証主義や白石の論法を主題としているが、ノートに記される白石の著作に『古史通』『読史余論』『西洋紀聞』『折たく柴の記』『鬼神論』『藩翰譜』などがある。さらに、白石の詩歌や訴訟における論法にも筆が及ぶ。

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