（一）鹽穴寺 鹽穴寺は光明山と號し、一名實相院、【位置】新在家町東四丁字寺町にあり、【沿革】眞言宗御室派仁和寺派,で、寺格三等格院、元明天皇の勅願所、僧行基の開創と傳へ（光明山鹽穴寺緣起、堺鑑中）慶雲四年行基堺浦に來,（光明山鹽穴寺緣起）【堂宇】現境内三百六十八坪（社寺明細帳）本堂、庫裏、客室、門の外に歡喜天堂がある。

（一九）了覺寺 了覺寺は光明山と號し、【位置】甲斐町東四丁字寺町にあり、淨土宗金戒光明寺末、寺格能分五等,授與せられ、後寺觀漸次衰頽に傾いたが、寬文年中第六世則蓮社是譽運應法燈を嗣ぎ、拮据して堂宇を再興し、光明山號

（八）源光寺 源光寺は光明山と號し、【位置】寺地町東三丁字寺町にあり、眞宗本派本願寺末、寺格本座一等