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堺市史第七巻（（一二）寶樹寺）

（一二）寶樹寺 寶樹寺は森榮山と號し、【位置】中之町東三丁字寺町にあり、淨土宗知恩院末で、寺格能分一等,（寶樹寺記錄）【本尊】本尊阿彌陀如來、【堂宇】本堂、庫裏、鍾樓、納家、位牌所、門あり、境内四百三十坪。 / （一二）寶樹寺

堺市史第七巻（（二二七）土佐光則）

（續本朝畫史卷之下）【寶樹寺の靈位】中之町東三丁寶樹寺安置の靈位に、歸元宗仁信士靈位、寬永十五寅正月十六日源左衞門尉光則,源氏小扇五十四枚、舞樂屛風、蘆雁屛風、宗鑑贊の人丸像等がある（圖參考）光則祖先追福の爲めに、永代經月牌供養として、寶樹寺,（寶樹寺記錄）增訂古畫備考に妙國寺に墓所があると見えてゐるが明かでない。

堺市史第七巻（（二二八）土佐光起）

（平安名家墓所一覽）【寶樹寺の靈位】堺市中之町東三丁寶樹寺の靈位には、壽光院靈譽常昭居士靈位、元祿四年辛未九月二十五日光起,一は寶樹寺須彌壇背後の釋迦、文殊、普賢の三尊佛の繪で、これ亦晚年元祿二年四月八日釋尊降誕會に揮毫するところ

堺市史第七巻（（一二九）土佐光吉）

（地下家傳二十、鑒定便覽、名人忌辰錄）堺中之町東三丁寶樹寺にある靈位には表に圓照院一光久翌居士靈位、裏,（圖畫考）光吉菩提所の保護に心を注ぎ、寶樹寺の堂塔に修繕を加へたと云はれて居る。

堺市史第七巻（（八三）鶴洲宗壽）

（紫巖譜略）一法院は中之町淨土宗の生善寺と、同宗の寶樹寺との間に介在した寺院である。

堺市史第七巻（（一一）宅　德兵衞）

（各辭令書）同二年二月四日享齡五十三歳を以て歿し、【墓所】寶樹寺先塋の次に葬つた。

堺市史第七巻（（二四三）菅　奇淵）

（近畿墓跡考）【墓碑】上本町六丁目寶樹寺に墓碑がある。

堺市史続編第六巻（[ほ]）

395～396，848 宝珠院（鉢ケ峯）　　　1-586 宝珠園　　　2-592，3-932 宝樹寺

堺市史第七巻（目次）

・・・・・・・・五七二（一〇）延命寺・・・・・・・・五七四（一一）寶泉寺・・・・・・・・五七四（一二）寶樹寺