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堺市史 第七巻
((五二)日珖)
(五二)
日珖
日珖
は佛心院と號した。【伊達常言の男】伊達(油屋)常言の子で、天文元年堺に出生した。,(常言宛
日珖
書狀、佛心歷代師承傳)十二月三好實休
日珖
を久米田に請して戒を受け(
日珖
筆己行記)五年安居の,
日珖
は又山光院日詮、常光院日諦と謀つて、台教を輪講した。,時に
日珖
は盛膳を陳べて、茶を侑めた。家康は手に茶碗を受けて、其名を問ふた。
日珖
は灰被と答へた。,第十八圖版
日珖
書狀 第十八圖版
日珖
書狀 / (五二)
日珖
堺市史 第七巻
((二八)長源寺)
(堺南北寺庵本末開基宗旨改帳、長源寺過去帳)第二世權大僧都日沾は、第三世
日珖
の師で、【
日珖
得度】
日珖
は,(長源寺過去帳)長源寺は
日珖
自筆の己行記、佛心歷代師承傳等には、頂源寺とあり、何時頃から改めたか、又其理由
堺市史 第七巻
((六一)日通)
【
日珖
の高弟】妙國寺の開山
日珖
に師事して宗乘を究め、日曉、日統等と與に、上足に列した。,(本法寺囘答書)文祿年中
日珖
中山法華經寺に輪番制度確立の際、第三世に擧げられた。,(佛心歷代師承傳、治要錄)日通其師を尊崇するの念厚く、慶長三年八月
日珖
の遺骨を收め、之を本法寺の妙雲堂
堺市史 第七巻
((一)妙國寺)
位置】材木町東三丁にあり、【無本寺】日蓮宗無本寺、【沿革】開基三好豐前守之康(道號實休)、開山は佛心院
日珖
,(泉州龍山二師遺藁)三好之康は當時京都頂妙寺の化主
日珖
に歸依し、永祿五年堺の別墅東西三町南北五町の地を,(佛心歷代師承傳、明治三十五年寺院提出書類)【
日珖
の寺刹創建】同八年
日珖
は當寺敷地の請取を了り、(
日珖
師書行功部分記,(文化十年手鑑)是より先、文祿年中下總法華寺の日典、本宗の靈寶を散逸せしめた爲に、
日珖
之を德川家康に訴,其際京都頂妙寺第四世日曉、同本法寺第十世日通は
日珖
の門下たるの關係により、
日珖
を始祖として、妙國、頂妙
堺市史 第七巻
((五三)日統)
堺に生れ、年少出家、妙國寺の
日珖
に師事し、永祿九年頂源寺に於て、
日珖
及び日航と與に日蓮述作の書を校合し
堺市史 第七巻
((八二)油屋常祐)
(八二)油屋常祐 油屋常祐は、油屋(伊達)常言の子で、【
日珖
の伯兄】妙國寺の開山
日珖
の兄である。
堺市史 第七巻
((五八)日述)
妙國寺の
日珖
に師事し、博聞強記を以て知られた。
堺市史 第七巻
((四四)日詮)
後堺に來り、常光院日諦、佛心院
日珖
と相約して偕に斷金の交を結び、互に主伴と爲つて、輪次に天台の教學を講習
堺市史 第七巻
((五)三好義賢)
(三好別記、
日珖
筆己行記)妙國寺に構營された石塔に妙國院殿光德實休と鐫刻せられたと傳へてゐるが、(堺鑑中,實休は深く僧
日珖
に歸依し、邸地に寺塔を建立せむとしたが、終に果さずして歿した。
堺市史 第七巻
((五)妙國寺)
開山供養塔は
日珖
上人の爲めに建てたものである。,東司は開山
日珖
上人及び中山法華經寺開山日常上人の木像を安置し、西司は開基檀那三好、伊達の二氏及び德川將軍歷代,【祖師堂内部】祖師堂内部は中央宗祖日蓮、右に開山
日珖
、左に中山法華經寺開山日常の木像を安置してゐる。
堺市史 第七巻
((三八)日言)
したのを聞いて、十一年歸洛して其再營に力め、翌年更らに大乘院を創建して同寺に隸屬せしめ、弘治元年寺を法姪
日珖
堺市史 第七巻
((四七)日諦)
堺の
日珖
其德操を崇め、招いて講經を請ふた。時に山光院日詮堺に在り、倶に三光勝會を結んだ。
堺市史 第七巻
((四七)日重)
【泉南三勝會】堺に
日珖
、日諦、日詮の三光勝會あり、偕に斷金の交を結んで互に主伴となり、天台の三大部を講習
堺市史 第七巻
((八)妙國寺蘇鐵)
其に據ると信長復植の後次第に枯死せんとした時、精靈が現はれて妙國寺開山
日珖
に教へる所があつた。
堺市史 第七巻
(插入圖版目次)
・・・・・・・・七三 第十七圖版 玄譽木像 (大阪市專修寺所藏)・・・・・・・・七七 第十八圖版
日珖
書狀
堺市史 第七巻
(目次)
・・・・・・・・八二 (五〇)僊嶽宗洞・・・・・・・・八三 (五一)古溪宗陳・・・・・・・・八四 (五二)
日珖
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