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堺市史 第七巻
((一六)春慶)
(一六)
春慶
春慶
は其姓氏詳かでない。【堺の漆工】堺の漆工で、後龜山天皇時代の人である。,【獨特の髹法】一種の髹法を發見して漆器を製し、世に之を
春慶
塗と稱した。,】此地に於て製する所のものを堺
春慶
といふのである。,(古今漆工通覽)
春慶
の前に斯かる髹法がなかつたのではない。,】遂に飛驒
春慶
、能代
春慶
等の名稱を以て呼ばるゝやうになつた。 / (一六)
春慶
堺市史 第七巻
((一七)堺春慶)
(一七)堺
春慶
【堺の茶壺師】堺
春慶
(一に舜慶に作る)は茶壺師として數代連綿たる舊家に生れ、後尾張の,(堺鑑下)或はいふ、【
春慶
の異稱】瀨戸の第一世藤四郞景正は別號を
春慶
と稱し、支那より歸朝の後、茶褐色に,飛點の黃色釉を施した一種の茶壺を製し、之を飛
春慶
と呼んだと。,又第二世藤四郞も
春慶
と號して、茶壺のみを製した。,其後正信
春慶
、堺
春慶
、吉野
春慶
、伊勢
春慶
等があり、倶に皆
春慶
の陶法に倣ふて、各地で製作されたものであると / (一七)堺
春慶
堺市史 第七巻
((二八八)成田三左衞門)
とし、曲げて周緣を造り、櫻の皮を以て綴つた、一種の折敷盆で、木質透明極めて雅致あるもので、世人之を飛驒
春慶
又
堺市史 第七巻
((八五)津田宗及)
【當時の茶人】屢々宗及の茶會に出席してゐる堺の茶人に、野遠屋、油屋常言、
春慶
、慈光寺永賢坊、永福寺條阿
堺市史 第七巻
(目次)
山名氏清の妻・・・・・・・・一七 醫家 (一五)竹田藥師院・・・・・・・・一七 工藝家 (一六)
春慶
,・・・・・・・・二〇 (一七)堺
春慶
・・・・・・・・二一 第二章 全盛期(足利時代より豐臣時代迄
堺市史続編 第六巻
([し])
830,5-1185 ――上人 4-24 ――良恵 1-829,4-10,17,24
春慶
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