【兜神社】就中兜神社は宿院にあつたのを明治四十一年一月合祀し、【松風神社】松風神社はもと毘沙門堂と稱したが,明治初年本尊を少林寺町東三丁少林寺鎭守松風神社へ移し、同社の神體及び社名をこゝに遷し、【矛神社】明治四十年矛神社,松風神社の西北隅は所謂北門で、同所より南門へ通じた舖道の中央に拜殿正面と表門とを繫ぐ鋪道がある。

又舊毘沙門堂は、同六年引接寺廢止の節、同寺の鎭守松風神社（祭神住吉大神）を當社に移轉を命ぜられたるにより,同庵は卽ち禪樂寺の前身である）にあつた無格社矛神社（祭神息氣長足姫尊）を末社松風神社に合祀し、同じく寺