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堺市史 第七巻
((三)本源院道祐)
幼にして父を喪ひ、母に從つて堺浦に徙り、薙髮して道祐と號し、始め天台を學び、【
覺如
の弟子となる】後本願寺
覺如
,延元年中
覺如
は、佛像並びに一宗の聖典を授與した。
堺市史 第七巻
((四)覺應)
後一念發起して正中元年九月上洛、【
覺如
の弟子となる】本願寺
覺如
に倚つて覺應の法名を授與せられ、歸國して,にも法雨を濺ぎ、元德の頃亦鄕里石手の邊にて、老幼男女を勸めて念佛門に入らしめ、元弘二年の秋再び上洛して
覺如
堺市史 第七巻
((三九)眞宗寺)
【沿革】寺傳によれば足利義氏の四男祐氏堺に來り本源院道祐と號し、天台僧となつたが、本願寺
覺如
に歸し、延元二年三月一寺,(眞宗寺略緣起、大谷本願寺通記)
覺如
も亦當所に下向して、惠心作本尊、自畫灰具左上の影及び自筆の三帖和讚,當寺は斯の如く
覺如
、蓮如、顯如、教如等本願寺の歷代と特別の關係があるので、【格式】諸事西本願寺掛所(別院,なるものに傳聖德太子作蓮如内佛安置阿彌陀如來木像一軀、蓮如八十二歳自刻木像一軀、同愛翫布袋木像一軀、
覺如
筆灰具在上御影一幅,西藏佛畫一幅、土佐將監光國畫蓮如上人裏書親鸞聖人御繪傳四幅、蓮如上人筆六字名號一幅、教如筆甲名號一幅、
覺如
畫三帖和讚三册
堺市史 第七巻
((一六)覺應寺)
【沿革】伊豫の豪族河野通有の子通元
覺如
に從つて覺應と稱し、正中二年日向霧島山麓に一宇を創し覺應坊と號した,傳聖德太子作後醍醐天皇御寄附本尊阿彌陀如來一軀、傳弘法大師作阿彌陀如來立像一軀、傳春日佛師作藥師如來座像一軀、傳藤原佐理筆三島明神一幅、
覺如
上人筆阿彌陀如來畫像一幅
堺市史 第七巻
((八)源光寺)
一日東福寺虎關を訪ひ、偶々本願寺
覺如
の他力專修の法要を聞いて改宗し、新に念佛弘通の道場を建て、源姓に因
堺市史 第七巻
((一)本願寺派堺別院)
【沿革】寺傳始め足利義氏の第四子祐氏堺に住し、道祐と號し、天台宗を學び、後本願寺
覺如
に歸依して改宗、一寺
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