ビューア該当ページ
目次
/
第一編 人物誌
/
第二章 全盛期(足利時代より豐臣時代迄)
(一一四)天王寺屋了雲
143 ~ 143 / 897ページ
天王寺屋了雲
は堺の茶人で、
津田宗及
の門人である。曾て南蠻胡銅釣船の花入を所藏した。【船形茶入の始】これは船形花入の始めで銘を
華滴
と號した。後、堺の高石屋四郞左衞門の手に移つた。(數寄者名匠集)