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(一一七)草部屋道雪

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 草部屋道雪は堺の茶人で、(堺數寄者の物語、數寄者名匠集)【宗久門下】今井宗久の門弟である、御物名物記によると、月山筆稻の畫幅を所藏したと見え、(數寄者名匠集)天正元年十二月草部屋宗知の茶會に、京都の友閑九郞右衞門を招いた時、床の掛物は此繪であつたと記されてゐる。(堺數寄者の物語、數寄者名匠集)