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目次
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第一編 人物誌
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第二章 全盛期(足利時代より豐臣時代迄)
(一三五)曾我二直庵
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【直庵の男】直庵の男、父名を襲ふて直庵と稱した。私に直庵二と稱し、或は二直庵の印章を用ひた。畫法を父に受け、山水を善くし、又鷹の畫をよくし、筆姿纖緻を極めた。往々
澤庵
の贊あるものがある。(畫乘要略卷之一、丹青若木集、畫工便覽卷四、扶桑名工畫譜、續本朝畫史卷下)