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第一編 人物誌
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第三章 爛熟期(大阪陣より明治維新迄)
(三二)伊藤博就
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伊藤博就
、初名
信就
、
善左衞門
と稱した。信美の子である。【能吏】明和八年五月出生、年甫めて十一、奉行所與力御用見習となり、爾來在職三十七年、數職に歷任し能吏の名一世に高かつた。文化十四年十二月九日享年四十七歳を以て歿し、
妙國寺
先兆の次に葬り、法諱を善成院博就日輝居士といふ。次子博約家を嗣ぎ、其職を襲ふた。(墓誌)