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第一編 人物誌
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第三章 爛熟期(大阪陣より明治維新迄)
(七五)虎巖宗乙
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【堺人】【
大徳寺
住職】
宗乙
、字は
虎巖
、堺の人、法を
實堂宗傳
に嗣ぎ、元祿六年二月
大德寺
第二百五十二世に出世した。高桐院又は泰勝院に在住し、同十年十月二十九日世壽五十四歳を以て遷化した。【禪師號勅賜】正德元年十月
中御門天皇
法眼眞淨禪師
の號を勅諡せられた(紫巖譜略、龍寶山大德禪寺世譜)