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第一編 人物誌
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第三章 爛熟期(大阪陣より明治維新迄)
(七八)日中
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日中
字は省已、深草の日政とは莫逆の友であつた。【詩文に長ず】幼より詩文に長じ、亦平生著述頗る多かつたが、終に之を留めなかつた。唯高祖の贊詞を藏して、人口に膾炙して居る。(本化別頭佛祖統記)【
妙法寺
住職】後身延山に入つて幽棲し、次いで元祿の頃、堺
妙法寺
(中之町東三丁)に入り、同十四年正月十九日同寺で示寂した。世壽七十二。