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第一編 人物誌
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第三章 爛熟期(大阪陣より明治維新迄)
(九七)大〓宗般
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【堺人】
宗般
字は大〓、自ら
一滴
と號した。堺の人。(紫巖譜に京師の人に作る)【
大德寺
住職】法を龍〓宗黃に嗣ぎ、寶曆二年二月
大德寺
に入り、第三百五十七世の法燈を繼いだ。(寶山住持世記下、龍寶山大德禪寺世譜)本山の塔頭碧玉菴の第五世となつて祥瑞寺を兼知し、近江堅田の滿月寺を重興し、尚同所の三菴をも中興した。(龍寶山大德禪寺世譜)明和七年七月二十日世壽六十八歳を以て遷化した。(寶山住持世記下、龍寶山大德禪寺世譜)