【專稱寺九世】義龍名は惠鏡、如實庵と號した。【慧然の男】專稱寺第八世慧然の子である。(專稱寺法名記)【高倉學寮擬講】明和七年高倉學寮の擬講となり、顯深義記を講じた。安永五年嗣講隨慧に代つて三帖和讚を講じ、後群疑論、往生要集、倶舍論頌疏及び選擇集等を講じた。(學寮講義年鑑)【講師追贈】天明二年正月二十七日享年五十七歳を以て沒し、後講師を追贈せられた。(專稱寺法名記)【著述】著書に選擇集錄五册、阿彌陀經選要三册、御文幽意三册、淨土眞宗佛性辨一册、淨土眞宗正雜二行辨一册、釋淨土群疑論勦説二册、正信偈發隱二册等がある。(大谷派先輩著述目錄)