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(一二七)鎌田烈以

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 烈以は柳川藩士鎌田元季の長女で、安永三年九月其大阪藩邸に生れた。【中村東爲の妻】長じて堺奉行所の與力中村東爲の後妻となつた。【貞順】烈以和歌を好み、彈箏を善くし、其性行貞順能く舅姑に事へ繼子女を愛育した。【墓所】文政二年二月二十二日享年四十六歳を以て歿し、超善寺の兆域に葬つた。諡して慈光院眞譽貞順靖操といふ。其墓碣銘は篠崎小竹の撰文にかゝる。(墓誌)