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(一七三)北村喜淵

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 【加古川の人】北村喜淵字は原志、播磨加古川の人。【帷を堺に下す】少壯京師に遊學し、伊藤義齋の門に入り、成業の後堺に來り、儒を以て門戸を張り、就學の者頗る多かつた。寶曆十二年四月病歿した。(北村喜淵墓誌草稿)