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目次
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第三編 名蹟誌
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第三章 史蹟名勝
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第三節 史蹟(三)(特に個人屋敷址)
(六)松江宗訥屋敷址
852 ~ 852 / 897ページ
【所在】茶人
松江宗訥
の屋敷は中之町西一丁字中濱筋と傳へてゐる。(堺史料類纂)宗訥は堺の富豪で
錢屋
と號したから、【元祿二年の
錢屋
屋敷】元祿二年の堺大繪圖市之中濱町(今の中濱筋)にある
錢屋
三屋敷は其子孫たる事は明瞭であるが、何れが嫡流であるかは不明である。
錢屋
三屋敷とは
平左衞門
、作右衞門、五兵衞を稱し、別に作右衞門は掛屋敷を同町に持つてゐた。