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新札幌市史第2巻通史2 （小貫と平田の酒田・新潟への派遣）

十一月に小貫雄五郎(直和)権大主典・平田弥十郎少主典を酒田・新潟へ、十二月に松岡宗九郎(修)使掌を盛岡,そこから雪中を陸行して一月五日に酒田に到着した。,また酒田県御用達を開拓使御用達として米等の調達に奔走させている。,そうして調達した米の積出しも、川港である酒田からは氷解後でなければ出帆できなかった。,それから考えて彼らは二月上中旬頃に酒田を出発して新潟へ移ったようである。 / 小貫と平田の酒田・新潟への派遣

新札幌市史第7巻史料編2 （六　屯田兵村の開設）

桑苗購入の件(明治七年九月五日) 九二　琴似兵村に桑苗移植の件(明治七年九月一三日) 九三　桑園開発に酒田県士族,を召募(明治八年四月一二日) 九四　酒田県士族招募増員の件(明治八年四月一三日) 九五　桑園地へ馬除柵取建,の件(明治八年六月一四日) 九六　酒田県士族墾成並に見込図送付の件(明治八年八月八日) 九七　酒田県士族慰労

新札幌市史第2巻通史2 （開拓使の移民募集）

開拓使の移民募集開拓使から明治二年十二月に、酒田県(現山形県)に向け、「今般当使本府石狩へ御取建ニ,両名は二年十二月に札幌を出立し、翌三年一月五日に酒田に到着している(抜萃書類　道文一一七〇)。,移民は酒田県及び大泉藩(もとの鶴岡藩)から農民一三〇人の応募があり、一月二十八日に受取を得ている。

新札幌市史第7巻史料編2 （一　明治二年）

御用米買上回送方取計の件(一二月) 一〇　石狩国札幌郡へ本府造営に付田畑切起し人足三十人手配依頼(一二月) 一一　酒田県向

新札幌市史第4巻通史4 （警察署の設置）

開港場である函館ではいち早く酒田県士卒を五〇人招募して邏卒を編成していたので、札幌詰判官岩村通俊はその,六年六月の機構改正で刑法局ができると、その一課として警邏課が置かれ、酒田県士族二〇人をさらに招募して邏卒

新札幌市史第2巻通史2 （募兵）

明治六年十一月の黒田清隆による屯田兵設置の建議には「旧館県及青森酒田宮城県等士族ノ貧窮ナル者」を想定しており,で前述の二型体案となり、旧館県すなわちすでに北海道に居住している者を主な対象とする殖民兵型と、青森、酒田,そこで青森酒田宮城三県からの屯田兵員募集が急務となり安田定則幹事の強い意向から、太政官の裁可を得ぬまま,こうして青森県(旧会津藩出身者)から五〇人、酒田県から一〇人が一隊をなして、八年五月十七日家族と共に琴似,とはいえ宮城、青森、酒田県で一県から九三人の募集を布達していたので、二八〇人中ここで二七九人を期待したのであり

新札幌市史第2巻通史2 （新潟での募集）

新潟での募集小貫権大主典と平田少主典は、酒田をたちこのあと新潟へ向かった。,この通知が東京から酒田県あてに発せられたのは三月七日で、すでに新潟入りしている両名のもとに届いたのは四月十二日,「移民之儀羽越より相募候分都合四百名程酒田、新潟より差立出帆済被成、今更致方無之御不都合之儀は申上様無御座候

新札幌市史第2巻通史2 （移民の出発と到着）

移民の出発と到着新潟・山形からの移民は、三月末から四月初旬にかけ新潟・酒田港を出発し、一路北上を続,そのうち自在丸(新潟出港)、政吉丸(酒田出港)は四月六日、七日に小樽へ着港したが、札幌は「御米払底の折柄,酒田県の移民の場合、小樽港に着くなり「正ニ使庁ノ改革ニ際シ召募ノ令ヲ解ク」(移民履歴調　市史　第七巻二六一頁

新札幌市史第2巻通史2 （養蚕施設と桑園）

八年六月、桑苗一四万株を酒田県から購入し、同県内松ケ岡で開墾の経験をつんだ士族二〇四人を招いて、その内一四三人,(他の六一人は道南の大野村へ)が札幌におかれ、開拓使本庁西北の原野二一万一〇九四坪を開いて酒田桑園と称,十一年、酒田桑園を改めて第一号桑園と名付けた。

新札幌市史第2巻通史2 （アイヌの聚落と戸口）

改名) 　　第五八番地　　農業　菱田時蔵　(明治十三年十二月十三日病死) 　この聚落には、八年に酒田県士族堀三義

新札幌市史第7巻史料編2 （件名目次）

　　　一〇　石狩国札幌郡へ本府造営に付田畑切起し人足三十人手配依頼(一二月)…9 　　　一一　酒田県向,373 　　　九二　琴似兵村に桑苗移植の件(明治七年九月一三日)…374 　　　九三　桑園開発に酒田県士族,を召募(明治八年四月一二日)…374 　　　九四　酒田県士族招募増員の件(明治八年四月一三日)…376,　　　九五　桑園地へ馬除柵取建の件(明治八年六月一四日)…376 　　　九六　酒田県士族墾成並に,見込図送付の件(明治八年八月八日)…377 　　　九七　酒田県士族慰労の事(明治八年八月一九日)…377