CICとCCD GHQ・SCAPの民政局の下にあった軍政部とは別に、占領行政の一端を担った組織があった,CICと同じくG2に属してあらゆる分野の検閲と情報収集にあたったのが、CCD(民間検閲支隊)である。,中央放送局のある札幌には、CCDの下でマスメディアの検閲にあたるPPB(出版・演芸・放送課)の分局がおかれた,プランゲ文庫」として知られる膨大な検閲資料には北海道の多くの新聞雑誌や書籍類が含まれているが、それはこのCCD,従来札幌にあるCCDは新聞、雑誌、ラヂオ、興行物等の検閲に従事し手紙の検閲は行つていなかつたが、最近CCD / CICとCCD

この時検閲を担当していたのは民間検閲支隊(Civil Censorship Detachment CCD,道内出版社のゲラ刷りは、二十三年九月まで東京所在のCCDに送付していたが、同年十月からは札幌のCCDで