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新札幌市史 第1巻 通史1
(飛驒屋伐木図)
武川家文書 岐阜県下呂町教育委員会蔵 この地図は、イシカリ川流域とその支流のサッポロ川上流域、
エベツ
,
川
上流域のシコツ川、シママップ川、イザリ川等付近の「伐出場所」を示し、かつその「伐出場所」から、イシカリ,一方、「川流シ道」の方は、
エベツ川
を遡り、シママップ川、イザリ川を遡って、シコツ山麓辺の「伐出場所」に,また、「川流シ道」の
エベツ川
のイシカリ川への合流点には、「留場所」があって人家が集まっているように描かれており,また、伐木された材木は、イザリ川上流からシコツ川、
エベツ川
を流送してきて、イシカリ川との合流点の「留場
新札幌市史 第1巻 通史1
(串原正峯)
これによれば、まずイシカリ川を舟で遡ってトママタイのアイヌの家に一泊、二日目は
エベツ川
の落とし口に出たのだろうか,三日目になって
エベツ川
よりシコツ川を遡ってシコツへ出、それより山越えしてビビに出、そこからはアイヌの丸木舟
新札幌市史 第1巻 通史1
(豊平川の誕生)
当時の正確な地図がないので確かなことはわからないが、前掲の「飛驒屋伐木図」でいうならば、サッポロ川と
エベツ
,
川
との間を北流し、イシカリ川に流れ込む小川であったらしい。
新札幌市史 第1巻 通史1
(産物の流通)
千歳アイヌのみならずイシカリ川筋のアイヌも、東蝦夷地が寛政十一年(一七九九)に幕府直轄になった頃には、
エベツ
,
川
の上流に入って仮小屋をつくって漁をするなど、両者が入り混じって生活していたことも事実であったようである
新札幌市史 第1巻 通史1
(寛文期の史料から)
寛文拾年狄蜂起集書』の中にも、ハボロよりシコツ、シラオイへの道筋について、ノブシャ川を遡ってイシカリ川へ出、それより
エベツ
,
川
を遡ってユウバリ沼、シコツの浜へ出られるとあることから、東西を結ぶ連絡路として、かなり古くから用いられていたことがうかがわれる
新札幌市史 第1巻 通史1
(調査の概要)
トリアシ、フシコベツ、ハッサム川、ヤウシハ、サッポロ、ヒトイ、トウペツ、「津石狩川」を過ぎ、エベツブトより
エベツ
,
川
に入り、シコツ越えルートをとって御用地であるユウフツへ抜けた。
新札幌市史 第1巻 通史1
(イシカリ川の地図)
川名の記入は欠くがイシカリ川を遡ると、下流から順にハッサム川、フシコサッポロ川、サッポロ川、
エベツ川
が
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