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新札幌市史第1巻通史1 （「しやつほろ」夏商）

、明和六年(一七六九)に山請負一切を返上、藩への貸金の引当にエトモ、アッケシ、キイタップ、クナシリ、ソウヤ,場所をうけとり、場所請負人として経営をはじめたとき(安永三～四年)、阿部屋が下請の契約でソウヤ場所の経営,阿部屋は、後に飛驒屋が請負ったソウヤ場所の下請けを行うにいたるが、「しやつほろ」場所に関しても飛驒屋との

新札幌市史第1巻通史1 （南部屋浅間嘉右衛門）

徒士格勘定下役に任じられてから浅間嘉右衛門と名乗ったという)は、安永八年、藩主松前道広に取り入り、飛驒屋のソウヤ,場所を奪うための工作をし、ついに同年松前藩よりイシカリ秋味支配を自分の手中に納めてしまった(熊野屋忠右衛門前々由来書

新札幌市史第1巻通史1 （御手船の商場）

東蝦夷地はクスリ、アッケシ、キリタップ、ノッシャムなど、場所の開設年次については、テシオ場所は慶長年中、ソウヤ,場所は貞享年中、アッケシ場所は寛永年中、キリタップ場所は元禄年中とある(蝦夷地一件　休明光記附録)。

新札幌市史第1巻通史1 （阿部屋村山伝兵衛）

現石川県羽咋郡志賀町)の出身、寛文年中(一六六一～七二)に松前に渡り、それより宝永三年(一七〇六)には、ルルモッペ、ソウヤ,場所を請負い、宝暦七年(一七五七)に七五歳で没したとある。

新札幌市史第1巻通史1 （阿部屋の台頭と没落）

しやつほろ」場所夏商を手に入れた阿部屋は、飛驒屋が安永四年(一七七五)、前述したような経緯で手に入れたソウヤ,場所の下請を行うにいたった。,飛驒屋からの上納はない)のところ、阿部屋は二八五両を飛驒屋に上納することにしたので、かなり上乗せしてソウヤ,場所の経営権を手に入れたことになる。　

新札幌市史第1巻通史1 （串原正峯）

イシカリ場所での御救交易の状況については、同年ソウヤ場所のそれに参加した串原正峯の『夷諺俗話』がわずかに

新札幌市史第1巻通史1 （場所請負へ）

〇〇両、その利息一五六両、「石狩山杣入惣仕込金高」一四〇〇両の計二八五六両の新しい貸付金の引当として、ソウヤ,場所が運上金一九〇両で一五カ年間の約束で飛驒屋の請負となった(武川家文書　安永二年巳九月六日乍恐以書付奉願上候事