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新札幌市史第1巻通史1 （モニヲマの家族）

モニヲマの家族 モニヲマの家族は人別帳では、次のようになっている。,玉虫左太夫は、モニヲマなどの話を聞き、イシカリ場所のアイヌの窮状を堀利熙に訴えたが、『入北記』にはモニヲマ,『入北記』には、続けてモニヲマの農業への願いが記されている。,実際、モニヲマは畑を開いたこともあり、多少の種も蓄積していた。,モニヲマは彼女の言葉に従い、出奔をあきらめたが、先祖を思い家族を思うモニヲマ一家のあり方は、ひいてはアイヌ / モニヲマの家族

新札幌市史第1巻通史1 （上サッポロとモニヲマ）

ただ一軒の小使モニヲマのみが、ここの生まれで家も存続していた。,モニヲマは彫(ほり)ものの名人で、また武四郎とは非常に懇意な仲であった。,武四郎はモニヲマのよき相談相手ともなっている。　,武四郎は『近世蝦夷人物誌』で、彫士モニヲマを次のように紹介している。,写真-5　彫工モニヲマの図(アイヌ人物誌より) / 上サッポロとモニヲマ

新札幌市史第1巻通史1 （トシキランの死）

トシキランの死 モニヲマには、翌五年二月にも不幸がまっていた。今度はトシキランの死に見舞われる。,武四郎はイシカリに赴き、早速トシキランのことをモニヲマに伝えた。　,モニヲマは会所(運上屋)の許可が得られず、見舞いにも行けなかったのであった。,しかし、モニヲマの帰郷はすでに遅く、三日前にトシキランは死亡していた。,モニヲマはイメクシユラにつぎ、トシキランの死期もみとることができなかった。

新札幌市史第1巻通史1 （〝アイヌの父〟武四郎）

〝アイヌの父〟武四郎武四郎はモニヲマ・コモンタなどのよき相談相手であり、彼らの窮状を救っているように

新札幌市史第1巻通史1 （「不人別帳」）

しかし上サッポロで実際に居住、ないし家があるのは小使モニヲマのみで、武四郎によれば次の状態であった(丁巳日誌

新札幌市史第1巻通史1 （ハッサム）

アイトンケは、モニヲマの義兄アイクシケのことである。安政三年の人別帳では、シノロに編入されている。

新札幌市史第1巻通史1 （ハッサム巡検）

一方、玉虫左太夫、島義勇は武四郎の案内で、アイヌの細工・雇小屋を見学し、またサッポロの小使モニヲマ、上川惣乙名

新札幌市史第1巻通史1 （ナイホとシノロ）

モリキツ ― 上サツホロ乙名シリコフツネシリコフツネ小使 モニヲマ

新札幌市史第1巻通史1 （衰退の要因）

支配人や番人の責苦に耐えられず、モニヲマなどは他所への出奔を思いたったこともあったが、実際にそのような

新札幌市史第1巻通史1 （玉虫左太夫の建言）

そして、サッポロ小使のモニヲマ、上川惣乙名クウチンコレなどより種々話を聞き、あまりにもアイヌが支配人などの

新札幌市史第1巻通史1 （サッポロ大府への展望）

)の辺りぞ大府を置の地なるべし」と確信し、なおそれをツイシカリの乙名ルピヤンケならびにサッポロの乙名モニヲマ

新札幌市史第1巻通史1 （安政三年の調査）

この川筋も夷人小屋が多い由で、乙名モニヲマ、小使シリコフツネが支配する。

新札幌市史第2巻通史2 （アイヌの聚落と戸口）

幕末の段階においては、イシカリ十三場所のうち人家があったところとしては、「上サツポロ」一軒(モニヲマの

新札幌市史第1巻通史1 （新札幌市史　第一巻　通史一／総目次）

松浦武四郎の総括　アイヌへの種痘　　第三節　コタンとアイヌの人々…867 　　　　一　上・下サッポロとモニヲマ,　　　　　　　下サッポロ　上サッポロとモニヲマ　モニヲマの家族　トシキランの死　　　　二　ハッサム

新札幌市史第1巻通史1 （玉虫左太夫『入北記』(カラフトへ向かう)）

　　　　　　　　小使リカンクル　上サツホロ　　乙名シリコフツネ　　　　　　　　小使 モニヲマ,一　サツホロ小使モニヲマと申者、細工第一と相唱候者ニ御座候所、当節祖母一人のミニて妻子なし。,一　米三俵 モニヲマ 一　同イソラン一　同ヲフカニ代一　同二俵トマムコシ代イソワツテ

新札幌市史第1巻通史1 （図版・写真・表組一覧）

石狩町田中実蔵 (858頁) 写真-4 イナヲアニ、ノンクの人別書上げ　同上 (859頁) 写真-5 彫工モニヲマ