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新札幌市史 第1巻 通史1
(雇の実態と代償)
われたアイヌは、「一日一人ニ付玄米五合宛、外割鯡等見斗ひ添」(寅二月西蝦夷地イシカリ御場所蝦夷人別並
介抱
方支配人番人稼方人数仕込品出産物調子書上写,)というごとく、「
介抱
」として食糧が保証された。,普通一般に、漁業中アイヌを雇う場合、運上屋において一日三度の食事を給することになっており、それ以外でも「
介抱
,このような雇の場合、必ず「
介抱
米」五合、鯡、干鮭などが支給された。,また特別に繁雑な仕事の場合、割増しがなされ、仕事により濁酒がついたり、特に漁業中は定式「
介抱
」のほかに
新札幌市史 第1巻 通史1
(箱館奉行への対捍)
支配人以下之申付方不行届如何之至、向後右様之もの親子兄弟有之ものは勿論、独身にてたよりなきものは、最寄土人共之内深切之もの見立
介抱
為致,、右
介抱
人之外(分)、人馬継立山稼漁業之雇用捨致し、厚撫育手当可致、 右の申渡しは、イシカリのほか
新札幌市史 第6巻 史料編1
(〔村山家資料〕)
安政二年乙卯四月 鰥寡孤独者取扱 病夷取扱 文政五午年 御軽物類直段定帳 安政二年乙卯四月 蝦夷人日々
介抱
方手宛給代書,イシカリ御場所里数小名書上 覚〕 〔材木津出場書上 覚〕 〔御通行御用状譴之御人足 日々雇土人
介抱
書上
新札幌市史 第2巻 通史2
(アイヌの「解放」と救恤)
そして一旦は用達としてそれまでの村役人的な仕事を続行させ、アイヌへの「
介抱
」・「撫育」(アイヌへの酷使,これによって、請負人が行ってきたアイヌへの「
介抱
」・「撫育」等も当然開拓使の手に移った。
新札幌市史 第1巻 通史1
(新道の再整備)
年時不明の田中家史料には、ある年のアイヌへの
介抱
料を書き上げた断簡がある。
新札幌市史 第1巻 通史1
(アイヌ酷使と私曲)
の二要因にもかかわるのだろうが、特にアイヌとの対応で問題となることが多く、阿部屋の請負人罷免は「夷人
介抱
不行届
新札幌市史 第3巻 通史3
(産婆)
助産料も組合規定で初診料一円、
介抱
料五円から三〇円までとなっており、収入の多い産婆になると一カ月一〇〇
新札幌市史 第1巻 通史1
(松浦武四郎の総括)
②
介抱
家族の不在。 (四)他場所への逃亡。
新札幌市史 第1巻 通史1
(請負方式の変化)
蝦夷人
介抱
難行届、難儀および候様子」といった、夏商五場所の「不取締」まで指摘されてしまった。,ツイシカリ、下ユウハリ、シマヽフ右五ケ所夏漁場幷秋味漁とも、来亥年より来ル卯年迄五ケ年之間御預申渡間、蝦夷人
介抱
方
新札幌市史 第1巻 通史1
(第二回訴願)
シレマウカ夫妻も次第に年老いて言語も自由にならないほどとなり、おまけに子供が若年のためイシカリの運上屋の「
介抱
新札幌市史 第1巻 通史1
(商場知行)
交易はアイヌを「
介抱
」するという名目でなされ、三百石くらい積む縄綴船に取締として藩士が通詞と上乗りし、
新札幌市史 第1巻 通史1
(アイヌ支配の構造)
オムシャの初源的形態は、知行主が知行地のアイヌを「
介抱
」と称して、米、酒、煙草などを交友の印に土産として,、人数になおして合計六四一人に「賜り物」がなされたことになる(寅二月西蝦夷地イシカリ御場所蝦夷人別並
介抱
方支配人番人稼方人数仕込品出産物調子書上写
新札幌市史 第1巻 通史1
(第三回訴願と収拾)
をみてみるならば、上ツイシカリの惣乙名シレマウカの妻が千歳出身であり、老女となって一人残されているものを「
介抱
新札幌市史 第1巻 通史1
(改役所の設置)
改革によりアイヌ漁場が改役所のもとに移ることは、労働の手当・
介抱
料(かいほうりょう)が適正に給与され、
新札幌市史 第1巻 通史1
(場所請負漁業の終末)
後者については第六章でふれるが、形の上ではこれらはアイヌの生産物であり、代価(
介抱
)をもって請負人が集荷
新札幌市史 第1巻 通史1
(疱瘡の犠牲)
場所去丑年より当寅四月下旬迄疱瘡流行ニ付蝦夷人夥敷死亡いたし漁猟格別ニ相減し、其上蝦夷人庖瘡相煩候ニ付ては、
介抱
方多分之入費
新札幌市史 第1巻 通史1
(出稼の諸相)
然に近年西蝦夷地不漁の場所も多(く)有之候に付、親妻子為
介抱
の秋味出稼に罷越候所、此節七百人余も相集り
新札幌市史 第1巻 通史1
(玉虫左太夫『入北記』(カラフトへ向かう))
り 上男一人ニ付 夷俵 十四俵 中男一人ニ付 同 十二俵 下男一人ニ付 同 十俵 但日々
介抱
,二俵 夏二ケ月ニテ 同 二俵 一 元小家夜廻り夷人一ケ年給代 一人ニ付 同 十一二俵 但定
介抱
,ノ外、毎朝濁酒相与へ候 一 元小家水汲夷人一ケ年給代 一人ニ付 夷俵 十二三俵 但定
介抱
ノ外
新札幌市史 第1巻 通史1
(検分の成果と影響)
経界 1、松前家が
介抱
撫育したところを国域とみなす(東フヌフ、西ホロコタンだが国境の地形に不適)。
新札幌市史 第3巻 通史3
(帝国製麻の営業と札幌工場)
の出身地である東北の飢饉の時には親元へ会社から見舞金が送られ、病気で退社した女工は故郷の村まで社員の
介抱
付
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