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新札幌市史 第4巻 通史4
(円山町の誕生)
円山町
の誕生 藻岩村では、昭和十三年二月二十六日に飯田誠一村長から村議会に対して、藻岩村を
円山町
と改称,(
円山町
許可認可関係書類綴) 藻岩村では三〇〇〇戸の戸数、一万五〇〇〇人の人口が突破したこと、また,当時の
円山町
の人口は約一万六〇〇〇人であり、支庁管内三町のうちでは江別町に次ぎ豊平町をしのいでいた。,愛国行進曲」を高唱しながら、札幌神社に参拝して昇格奉告祭が行われ、その後に円山小学校にて祝賀会が催され「
円山町
,写真-8 藻岩村・
円山町
の町村長 /
円山町
の誕生
新札幌市史 第4巻 通史4
(藻岩村・円山町)
藻岩村・
円山町
藻岩村は当初は二級町村で、桜井秀夫(大12・10~15・12)、佐藤正三郎(大15・,六年七月に一級町村となってからは佐藤正三郎、飯田誠一が村長となり、十三年四月十五日より町制が施行となり
円山町
,写真-11 〝ボロ庁舎〟と酷評された(北タイ 昭13.2.22)藻岩村(
円山町
)の庁舎(現・中央区南1 / 藻岩村・
円山町
新札幌市史 第4巻 通史4
(円山町の札幌市への合併)
円山町
の札幌市への合併 十五年四月に至り、札幌市、
円山町
の双方で合併に向けての準備がなされるようになった,札幌市では新設中学校の敷地を
円山町
内に求めており、また上水道の浄水池、円山公園、運動場など市の施設も町内,
円山町
の方でも、①札幌市内に通勤・通学する町民が多くなって札幌市への合併を望む声が強いこと。, 札幌市
円山町
合併関係書類綴)。,
円山町
では十五年八月に開基七〇周年記念式が挙行されたばかりであったが、ここに円山・山鼻村、藻岩村と続いた /
円山町
の札幌市への合併
新札幌市史 第4巻 通史4
(円山町の札幌市合併)
円山町
の札幌市合併 藻岩村(昭13・4より
円山町
)は、札幌市に近接しているだけに大字円山村を中心にして,この結果、
円山町
と札幌市との市街区画は接続することになったのであり、両者はまったく一体化した〝地続き〟,特に藻岩村、
円山町
は財政不足で都市基盤事業が停滞していただけに、〝札幌市並み〟を求める新住民は積極的に,
円山町
と札幌市との合併は、昭和十六年四月一日に実施された。,この合併で低迷していた札幌市の人口も
円山町
の一万六二三九人を加えて二二万となり、市の面積も一挙に二倍半 /
円山町
の札幌市合併
新札幌市史 第4巻 通史4
(学田地の売却)
学田地の売却
円山町
は昭和十五年七月二十七日、新たに「自作農創設維持奨励規程」全一七条を制定したが、,売買代金は水田を例にとると、
円山町
の提示価格が反当り一五三円一銭に対し、仲介役の手稲村長は一一八円八二銭,そして、この学田地の解放問題が落着した直後の十六年四月一日、
円山町
は札幌市に編入された。
新札幌市史 第4巻 通史4
(学田地の解放問題)
この嘆願書はしばらく無視されたため、
円山町
となった昭和十四年四月二十七日、小作側は再び飯田誠一町長に請願,請願書 我等
円山町
学田地小作人ハ昭和十一年十二月、学田地ヲ自作農創設維持法ニヨリテ特売、自作農トナシ, 斎藤銀蔵
円山町
長
新札幌市史 第4巻 通史4
(諸町村の道路)
昭和十六年に札幌市と合併するが、その前年の道路の様子は先の昭和十五年の地図にあるとおりで、
円山町
の中心部,表-14 諸町村の道路 町村名 年代 国道 地方費道 準地方費道 市町村道 その他 資料
円山町
,14 18町 45里30町6間 拓殖費支弁町村道 1町30間 琴似村村勢一班 昭和14年6月調
円山町
昭和
新札幌市史 第4巻 通史4
(養狐)
『札幌郊外・
円山町
・琴似・軽川・明細図』(昭13)には札幌の養狐場がほとんど記載されている。,小西養狐場 小西開三 円山滝ノ沢 大北養狐場 鈴木与志雄 円山滝ノ沢 札幌旭ヶ丘養狐場 山下万平
円山町
旭,政雄 琴似山手通 軽川養狐場 早川頼房 札幌市外軽川 中崎養狐場 中崎正敏 札幌市外軽川 『札幌郊外・
円山町
,図-1 南24条石山通付近の養狐場案内図 『札幌郊外・
円山町
・琴似・軽川・明細図』(昭13 部分),ただ、双子山町地区の養狐場だけは、昭和二十二年まで続いている(
円山町
百年史)。
新札幌市史 第4巻 通史4
(町村常会)
円山町
では十五年十二月十三日に
円山町
常会規程を設け、町会議員一二人、町内会・部落会長一八人、各種団体代表五人,常会の開催日は毎月二十日であった(
円山町
昭和十五年町会関係書類)。
新札幌市史 第4巻 通史4
(【主要参考文献・史料】)
札幌村札幌市境界変更関係書類』『白石村事務引継書』『昭和十六年白石村村会議決書及会議録』『昭和十年度藻岩村村会』、
円山町
,『許可認可関係書類綴』『町会関係書類』『昭和十五年町会関係書類』『昭和十五年
円山町
町会議録』『札幌市
円山町
合併関係書類綴
新札幌市史 第4巻 通史4
(市域の拡大と新町名付与)
次いで十六年四月一日には
円山町
が札幌市と合併した(昭和十六年札幌市告示第一二四号で旧字名に
円山町
とある,さらに十六年
円山町
と合併したことで、同地区に字名が付与された。,21西14 南21西15 南22西14 南22西15 南23西14 南23西15 北4西21~西30
円山町
字円山,南5西20~西28 同 南6西20~西27 同 円山北町/円山 同 宮ヶ丘/滝の沢 同 円山南町
円山町
字円山字山鼻,一部 伏見町 同町字山鼻の一部 山元町/藻岩下 同 藻岩山 同町字円山字山鼻字八垂別 川沿町/北の沢
円山町
字八垂別
新札幌市史 第4巻 通史4
(札幌都市計画地域)
これは、昭和九年の札幌村の一部の編入と昭和十六年の
円山町
全域の編入により、この地域の都市計画地域の指定,さらに札幌が最近工場の設置が激増して、工業地域が飽和状態になったとして、工業地域の追加指定と、
円山町
方面,また日常生活の利便のため、都市計画街路中の幹線街路線を選び路線的商業地域に指定し、
円山町
の一部は未指定
新札幌市史 第4巻 通史4
(稲荷神社)
稲荷神社 藻岩村(
円山町
、昭和十六年四月より札幌市)の稲荷神社は、微妙な性格の変化をみせてきた神社であった,この時期にすでに
円山町
となり札幌市の郊外都市としてめざましい発展をしていたが、稲荷神社も「町社」としてのふさわしい,ただし、間もなく
円山町
が札幌市へ合併となったことにより「町社」の地位を失うこととなる。
新札幌市史 第4巻 通史4
(負債の増大)
負債の増大 昭和十三年度までの未償還の町村負債高をみると、豊平町七万一八九〇円、
円山町
四万五四〇九円,札幌村二四万八八二五円、白石村六万三〇八〇円となっていたが(隣接町村合併関係〔参考〕)、このように負債が増加したのは、
円山町
新札幌市史 第4巻 通史4
(争議の経過)
争議の経過 札幌郡藻岩村(現・中央区を中心とする地域、昭13町制施行
円山町
と改称、16・3札幌市に編入,そして、小作側は学田地の解放を求めた結果、
円山町
が札幌市に編入される直前の十六年一月、自作農創設維持法,一方地主である藻岩村(
円山町
)の役場史料も若干ではあるが残されている。
新札幌市史 第4巻 通史4
(新庁舎)
一つは
円山町
が昭和十六年四月一日に札幌市と合併したため、従来の
円山町
役場が市役所円山出張所となり、旧町役場
新札幌市史 第4巻 通史4
(仏道宗教結社)
宗教結社は説教所までにいたらない小規模な宗教団体であったが、十五年から十七年までの間に札幌市及び
円山町
,西13 大島禮光 110戸 日蓮宗顕信結社 円山南町 坂本玄善 50人 『仏道宗教結社届』『
円山町
役場宗教結社届綴
新札幌市史 第4巻 通史4
(【主要参考文献・史料】)
』(昭18)、『さっぽろ藻岩郷土史 八垂別』(昭57)、『白石発展百年史』(昭45)、『昭和十五年度
円山町
会議決書,鈴木太代治『最新狐飼育』(昭6 北大図)、手稲町軽川小学校『郷土調査資料』(昭7 道図)、『札幌郊外・
円山町
新札幌市史 第8巻1 統計編
(【人口】)
14表 戸数・人口 (円山村) 第15表 戸数・人口 (山鼻村) 第16表 戸数・人口 (藻岩村・
円山町
新札幌市史 第4巻 通史4
(神道系宗教結社)
神道系宗教結社 表8は十五年以降に届けられた札幌市内(
円山町
を含む)神道系宗教結社をまとめたものであるが,藤沢市太郎 20人 円満教本部 北5西15 遠藤武雄 200人 『宗教結社届綴』〔札幌市・
円山町
新札幌市史 第4巻 通史4
(橋梁の整備)
表-17 諸町村の橋梁 町村名 国道 地方費道 準地方費道 町村道 認定村道 資料
円山町
3個5間
新札幌市史 第4巻 通史4
(製薬工業)
図-2 工業地区となった琴似駅周辺 『札幌郊外・
円山町
・琴似・軽川・明細図』(昭和13 部分)
新札幌市史 第4巻 通史4
(警防団の編成)
十六年四月一日
円山町
が市に合併となり二分団を追加、第一〇(鉄北西部方面)、一一(
円山町
)分団が設置され
新札幌市史 第4巻 通史4
(自作農創設事業)
以下の引用は、昭和十五年七月に
円山町
会で可決された「
円山町
自作農創設維持奨励規程」である。 ,
円山町
自作農創設維持奨励規程 第一条 自作農ノ創設又ハ維持ヲ図ル為本規程ニ依リ毎年度予算ノ範囲内ニ於,資金ノ転貸又ハ第五条ノ規定ニ依ル奨励金ノ交付ヲ為ス場合ニ於テハ左ノ各号ニ依ル(以下略)(昭和十五年度
円山町
会議決書
新札幌市史 第4巻 通史4
(祭典区の増加と聯合公区への移行)
九)、鉄北西部(一一)、鉄北東部(一二)、苗穂(一三)、豊平(八)、白石(一五) 十六年四月には
円山町
新札幌市史 第4巻 通史4
(強まる国家神道)
、札幌神社の例祭では十四年六月より全道の市町村長、小中学校長が参列することとされ、十五日には札幌市、
円山町
新札幌市史 第5巻 通史5上
(上水道拡張の開始)
しかし昭和十六年札幌市と合併した
円山町
域への配水管延長二四〇〇メートルを布設する第一次配水管拡張事業が
新札幌市史 第4巻 通史4
(札幌市の小作争議)
反歩 地)土地明渡し要求,小)継続耕作及び損害賠償要求 11 13.11.19 ~ 12.10
円山町
字山鼻八垂別
新札幌市史 第4巻 通史4
(札幌市の町村合併計画)
それでもその後、十五年四月から
円山町
との合併交渉が進められるようになる。
新札幌市史 第4巻 通史4
(町村財政)
次に
円山町
が昭和八年度から超えるようになる。
新札幌市史 第4巻 通史4
(新札幌市史 第四巻 通史四/総目次)
札幌市への編入運動 札幌都市計画区域 札幌村域の札幌市編入 札幌市の町村合併計画
円山町
, 一 諸町村の行政 一級町村制の施行 一級町村制と村長選挙 混乱の藻岩村政
円山町
,の誕生
円山町
の札幌市への合併 琴似村と町制の施行 二 行政状況と財政, 札幌村 篠路村 琴似村・琴似町 手稲村 藻岩村・
円山町
豊平町と白石村
新札幌市史 第4巻 通史4
(札幌の興行)
札幌警察署管内は、札幌市、豊平町、札幌村、白石村、藻岩村・
円山町
、琴似村、篠路村、手稲村、広島村、恵庭村, 16 1,229 22 38 1.札幌警察署管内(札幌市,豊平町,札幌村,白石村,藻岩村・
円山町
新札幌市史 第4巻 通史4
(野菜・果樹)
25は、各市町村の野菜・果樹栽培地に関する道庁経済部の調査結果であるが、琴似村ではセロリやメロンの、
円山町
,
円山町
(元藻岩村) 各種蔬菜 本町は本道における古い蔬菜栽培地で,各種の蔬菜が栽培されている。
新札幌市史 第4巻 通史4
(人口の増加)
人口密度を急に下げたのは十六年の
円山町
合併で、この年二・九三人となり、二十年は二・八九人であった。
新札幌市史 第4巻 通史4
(「村社」をめぐる競合)
同 北14東14 明34. 9 .30 苗穂 同 苗穂町 明30. 8 .27 稲荷
円山町
大字山鼻村
新札幌市史 第4巻 通史4
(普通選挙の実現)
14 32,401 32,401 35,577 15 34,242 34,242 36,590
円山町
合併後
新札幌市史 第4巻 通史4
(第五期市会議員)
四七一票を得て上位当選圈にありながら無効票となったこと、後日三人の辞職者が出て繰上当選者を生じたこと、
円山町
合併
新札幌市史 第4巻 通史4
(成立の経緯)
記念事業には、このほか札幌護国神社拡張造苑と
円山町
合併が含まれ、公区創設を加えることに反対した議員が退場
新札幌市史 第4巻 通史4
(目的と組織)
聯合公区の新増設では、昭和十六年四月の
円山町
合併に伴い、円山(一二公区)、藻岩(六公区)が増え、十七年四月鉄北西部
新札幌市史 第4巻 通史4
(農会)
なお、藻岩村農会は、昭和十三年四月町制施行により
円山町
農会に改称され、十七年四月札幌市農会に合併された
新札幌市史 第4巻 通史4
(諸町村の人口)
十五年には一万七〇〇〇人に達した
円山町
(昭13・4藻岩村が改称)が札幌市に合併するが、手稲鉱山の発展によって
新札幌市史 第5巻 通史5上
(札幌の人口動態(二二万都市から一〇〇万都市へ))
4月 1日 29.274 札幌村の一部を編入 ⑥ 〃 16年 4月 1日 76.254
円山町
新札幌市史 第8巻1 統計編
(総説)
その後も札幌市の人口増にともない漸増を続けると共に,札幌村一部の編入(1934),
円山町
の合併(1941,札幌同様に学校施設の拡充という問題に直面しており,特に藻岩村(
円山町
)ではその問題が顕著であった。
新札幌市史 第4巻 通史4
(市街地の広がりと郵便局の新設)
札幌南三条西郵便局 新設,三等局,南3西8 昭13.10. 1 円山南六条郵便局 新設,三等局,
円山町
字円山南
新札幌市史 第8巻1 統計編
(総説)
札幌警察署管内は,1915年(大4)以降でいえば,札幌区(市)のほかに,豊平町,札幌村,白石村,藻岩村・
円山町
新札幌市史 第4巻 通史4
(町村議員)
保谷愛吉 佐藤喜一郎 大能長次郎 内馬場仲造 高橋友蔵 三本菅軍治 三浦貞雄 藻岩村・
円山町
新札幌市史 第4巻 通史4
(図版・写真・表組一覧)
-7 大正13年に一級町村となった札幌村役場(札幌村便覧 昭14) (176頁) 写真-8 藻岩村・
円山町
,琴似町史 昭31) (183頁) 写真-11 〝ボロ庁舎〟と酷評された(北タイ 昭13.2.22)藻岩村(
円山町
新札幌市史 第4巻 通史4
(一級議員の再選挙)
48 中立 256 昭14.8.7繰上当選 上田万平 75 農業 519 昭16.5.31
円山町
合併
新札幌市史 第8巻1 統計編
(3札幌区の統計事情)
表4 町村勢要覧の残存状況 注1 1908年4月豊平村は豊平町に,1938年5月藻岩村は
円山町
に
新札幌市史 第8巻1 統計編
(新札幌市史 第8巻Ⅰ 統計編/総目次)
第15表 戸数・人口 (山鼻村)(1875~1905年)…105 第16表 戸数・人口 (藻岩村・
円山町
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