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新札幌市史 第1巻 通史1
(イシカリ役所の創設)
五月には制札場、弁財天・稲荷亀鮫社、龍神社、武器蔵、
勤番所
、備物蔵の移管がおこなわれた。,役人が詰める
勤番所
の統轄・管理が、請負人の手を離れ、ここにはじめて〝政商分離〟がはかられたのである。,
勤番所
は一棟で、桁間一六間、梁間六間半、坪数一〇四坪という宏壮なものであった。,当時の
勤番所
は、現在の石狩町弁天町に所在し、村山家の旧運上屋に隣接していた。,この
勤番所
を新たに役所(御用所)として、対岸の八幡町に移設し、役宅などを新築する伺いが、この十一月に出
新札幌市史 第1巻 通史1
(知行と勤番)
ただし、西蝦夷地は幕府直轄時には、
勤番所
が五カ所あったが、今回はイシカリ・ソウヤ・カラフトの三カ所に減,この
勤番所
には、物頭あるいは頭役以下を派遣し、年々交代とし、警備と行政監督をも任務とした。,越年手当も、オタスツが一六〇~一七〇両くらい、イシカリが五五~六〇両くらいと決まっており、イシカリ
勤番所
新札幌市史 第1巻 通史1
(アイヌ支配の構造)
アイヌ支配の構造
勤番所
に配置された勤番は、藩士が年々交代で勤務についた。,「役土人」のおもな仕事は、各場所(コタンにほぼ一致)を代表し、統率するものであったので、
勤番所
や請負人,アイヌの「撫育」方法は、勤番が受持区域を巡回して行う方法と、
勤番所
へ各場所の「役土人」を招集して行う方法,もし和人が非分のことを行った場合、
勤番所
へ申出ること。 ,支配人が聞き入れない場合は
勤番所
へ申出ること。
新札幌市史 第1巻 通史1
(アイヌへの種痘)
イシカリには、また松前藩の
勤番所
と同様に医師がおかれていた。
新札幌市史 第1巻 通史1
(安政三年の調査)
〈イシカリ〉嘉永四年(一八五一)七月の長雨で出水し、イシカリの建物等すべて流され、運上屋、
勤番所
等は浜手,元小屋と呼ばれる運上屋(梁八間半、桁二七間半)、
勤番所
(梁六間半、桁一二間)のほか、武器蔵(梁一間半、,このイシカリ
勤番所
には、箱館奉行所の調役並、下役、雇医師、同心、足軽の各一人の計五人の幕吏が勤番している
新札幌市史 第1巻 通史1
(調査の概要)
②西地のうち
勤番所
の箇所、勤番人数、武器人員。カラフトの
勤番所
および渡海船。 ,石狩 [海路六七町引込候間、
勤番所
有之、松前若狭守家来上役壱人下役両人相詰候。
新札幌市史 第1巻 通史1
(弘化三年の調査)
〈イシカリ〉イシカリには松前藩の
勤番所
があり、その建物は玄関付の大きなものであり、ここに重役(目付代),イシカリ
勤番所
より年一回見廻りがあったが、現在金子を渡して見廻りを断るようになった由。
新札幌市史 第1巻 通史1
(諸施設)
①
勤番所
運上屋の前方にある。玄関付きで長屋がずいぶん大きい。アイヌ二人付添。 ②運上屋 南向。,④蔵
勤番所
の表にあり、弁天社の道の両脇に二〇余戸ある。
新札幌市史 第1巻 通史1
(イシカリ通過の第一報)
イシカリについては、オタルナイより船路七里余とし、 イシカリ 運上家幷
勤番所
、蝦夷家有之。
新札幌市史 第1巻 通史1
(第二次直轄とイシカリ)
イシカリ改革にともない、イシカリ詰の
勤番所
はイシカリ役所と称されるようになった。
新札幌市史 第1巻 通史1
(嶋田熊次郎)
この紀行書簡から嶋田の見たイシカリをうかがうと、①石狩川の大きさと流木の多さ、②石狩平野の広さ、③
勤番所
,③
勤番所
に関心を示したのは本調査の主要目的からして当然のことであろう。
新札幌市史 第1巻 通史1
(イシカリの機能)
これをみると枢要の地イシカリとは、石狩川河口の運上所や
勤番所
を中心としたイシカリの集落地域のみを指すのではなく
新札幌市史 第1巻 通史1
(準備された手引書)
松前箱館雑記 一)べ、運上金、出産物、アイヌ人別と役名、漁場と三年間の出荷高、漁業期間、場所の備米と仕込米、
勤番所
新札幌市史 第1巻 通史1
(詰合役人の役割)
イシカリは一三カ場所の運上屋(元小屋)が所在する本拠で、蔵や出稼小屋など四十数棟が立ち並び、
勤番所
・武器庫
新札幌市史 第1巻 通史1
(城六郎の北地出張)
クシュンナイは、北地(カラフト)詰の
勤番所
があり、西シララオロ、ナヨロ、ウシヨロに詰所がおかれていた。
新札幌市史 第1巻 通史1
(城六郎開墾地)
しかし参考になるものとして、荒井金助の部下で、北蝦夷地クシュンナイ
勤番所
の責任者でもあった城六郎のイシカリ
新札幌市史 第1巻 通史1
(改革発表後の動向)
改革発表後、五月に阿部屋伝治郎の請書が差し出され、
勤番所
等の建物の移管もおこなわれた。
新札幌市史 第1巻 通史1
(『野作東部日誌』)
運上家幷
勤番所
有[東部ハ会所ト唱、西部ハ運上家ト云。
新札幌市史 第1巻 通史1
(直場所の経営費)
亀谷丑太郎談(改革の年イシカリ役所詰となった足軽、ハッサム
勤番所
に在勤した。)
新札幌市史 第1巻 通史1
(西蝦夷地見回りへ)
川上枝川東西惣蝦夷地へ連なって、川上にはアイヌも所々に住んでいて、河口には運上屋が一三カ所あって、松前藩の
勤番所
新札幌市史 第1巻 通史1
(ハッサム番所)
④ オベツカウシ(発寒)にも
勤番所
あり。
新札幌市史 第1巻 通史1
(イシカリ要害論)
として、西北はタカシマ、ソウヤ、カラフト、東北はアバシリ、アッケシ、ネモロ、クナシリ、エトロフをあげ、
勤番所
新札幌市史 第1巻 通史1
(松浦武四郎のイシカリ川筋探検)
勤番所
、運上屋、魚見台、塩切長屋、弁天社、アイヌ小屋、鎮守妙亀法鮫大明神あり。
新札幌市史 第1巻 通史1
(検分の成果と影響)
勤番所
(ユウフツ、イシカリ、ヤムクシュナイ)。
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