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新札幌市史 第5巻 通史5上
(定山渓事件)
これに対し、
北教組
は「教育課程を改悪して民主教育を破壊するもの」と反対し、民主教育を守る共闘会議を結成,道教委と
北教組
は話し合いを続けたが、文部省の強い要請により強行開催された。,事件後、
北教組
はこの協議会に参加した指導主事へのボイコット運動なども展開した。,
北教組
の戦術転換や、道教委による「道段階の講習会は文部省の伝達ではない」との約束で、三十五年度の講習会
新札幌市史 第5巻 通史5上
(教職員組合の成立と活動)
これをうけて組合の名称を北海道教職員組合(
北教組
)とし、以後その名称を用いた。,
北教組
は全国的な組合活動の中でもリーダー的な役割を担い、二十二年六月八日に結成された日本教職員組合では,、
北教組
出身の横路節雄が副委員長に選出された。 ,、さらに二十四年一月十七日の教育公務員特例法の公布など、教職員の労働運動に対する法的規制が進む中で、
北教組
,一方、
北教組
は教育内容改善のための活動も行った。
新札幌市史 第5巻 通史5下
(主任制闘争)
五月十八日には「教務主任の任務」について教育長と
北教組
が交渉したが、教育長が交渉を打ち切り、機動隊が導入,翌日に
北教組
は全日ストを行い、同月二十五日に再交渉が行われ交渉継続が確認された。,しかしストライキに関連して北海道警察が
北教組
を家宅捜索して、七月二十六日には
北教組
の大野直司委員長などが,十一月には道教委が交渉打ち切りを通告し、それに対して
北教組
が午前半日ストで応じるという有様になった。,これ以降、
北教組
は、「主任の辞令をもらわない」「主任手当を受け取らない」という主任制手当返上闘争を実施
新札幌市史 第5巻 通史5上
(勤務評定)
一方
北教組
は、三十二年九月十三日に勤評反対闘争方針を打ち出し、反対運動を行った。,三十三年七月十日に、市教委と
北教組
札幌市支部との初の会合がなされた。,
北教組
は同月十二日に道教委と交渉をもち、道教委は「慎重に各方面の意見をきき、時間をかけていくべきもの」,
北教組
はこれで実質的に実施は当分無理だとして闘争態勢をといた。
新札幌市史 第5巻 通史5下
(官公労組合争議の激化)
また、「上乗せスト」翌日の十二月五日、道の人件費削減案で交渉中の全道庁・
北教組
・道高教組・自治労道本部,ついで同月十日、公立学校「主任制度化」に反対する
北教組
が日教組全国一斉ストに呼応して午後から半日ストを,一方、道の人件費削減案撤回交渉は翌五十一年に引き継がれ、二月には白紙撤回を求める
北教組
や全道庁が午前半日,
北教組
は、同年十一月にも主任制反対半日ストを実施するなど、五十一年道内の争議件数六五一件のうち国公営組合,五十二年以降、官公労組合員に対する行政処分が数次にわたり行われたが、五十三年にも
北教組
が二度の半日スト
新札幌市史 第5巻 通史5上
(PTAの教育費負担)
三十三年九月の勤評反対を掲げた
北教組
のストライキに際しても、北海道PTA連合会が仲介役を果たした。,また三十六年の中学校学力一斉テストのときも、札幌市中学校PTA連合会は市教委と
北教組
支部に対し「両者が,誠意を持って、円満妥協するよう最後まで努力する」とし、
北教組
支部に「混乱が起こることのない」ように申し
新札幌市史 第5巻 通史5上
(教員の再講習)
道教育部では資格認定講習会の計画を道教育会に依頼し、
北教組
とも折衝にあたった。,
北教組
は、受講者に対する旅費手当について道教委と協約を結び、これに参加した。
新札幌市史 第5巻 通史5上
(官業及び官公署関係組合)
となるのは五月になってからであり、また二月十四日に道新従組の規約を参考に誕生した札幌市教員組合は、のち
北教組
札幌市支部,となる(
北教組
組合史 第一巻)。
新札幌市史 第5巻 通史5上
(母親運動の始まり)
女性では井口ゑみ・上田歓子・水島ヒサ、そして竹村マヤらのちの市婦連協のリーダーや、国鉄札幌地方本部と
北教組
,初代会長は小笠原貞子、加盟団体には日本炭鉱主婦協議会北海道地方本部(道炭婦協)、
北教組
・国鉄・帝国製麻,
北教組
では三十一年の婦人部委員会で「全道母と女教師の集い」の開催を正式に決定した。,分科会討論で、教科書の無償配布と、託児所増設・特殊教育施設の拡充強化を関係方面に要求することを決議した(
北教組
史
新札幌市史 第5巻 通史5上
(全国一斉学力テストの実施)
北教組
は「一日だけのテストの結果が指導要録に記入される」「コンクール化して現場に悪影響を与える」と反対,組合の行動を「柔軟性を欠いたものだ」とした札幌市中学校長会は、会員三六人中三三人が
北教組
から脱退するという
新札幌市史 第5巻 通史5下
(君が代・日の丸の斉唱・掲揚)
市教委はこの時点までに、
北教組
札幌支部との間で実施に関して職務命令を出さない、処分の対象としないなどの,
北教組
は基本部分の修正案を提出したが否決された(道新 平6・9・4)。 ,市教委が「校長と教職員が話し合い、双方が最大限に努力した結果」とする一方で、
北教組
札幌支部は「多くの教職員
新札幌市史 第5巻 通史5上
(市労連「お祭り争議」)
市労連「お祭り争議」 昭和三十七年の夏季一時金要求でも、民間組合はストを構えて攻勢を強め、
北教組
・高教組
新札幌市史 第5巻 通史5上
(総評と全道労協の結成)
組合員数の三八パーセントを擁する炭労道本部(八一単組・九万人)を別格として、一万人以上の組合は国労・
北教組
新札幌市史 第5巻 通史5上
(【主要参考文献・史料】)
札幌市中学校長会『札幌市中学校教育三十年』(昭52)、札幌市教育研究協議会『札教研二十年史』(昭45)、『
北教組
史
新札幌市史 第5巻 通史5下
(狂乱物価と賃上げ闘争)
ストライキでは、国労・動労、全逓など公労協(公共企業体等労組協議会)の拠点ストに合わせ、自治労・日教組(
北教組
,同日、全逓・全電通も終日、自治労が半日、
北教組
・道高教組も初めての全一日ストライキを実施した。,同日夕刻から、道警が
北教組
の本部や道内支部事務所など一九二カ所を地方公務員法違反容疑で家宅捜索を行うなど,騒然とした雰囲気に包まれたが(
北教組
史 第五集)、同年春闘の全国民間主要大手平均妥結賃上げ率は三二・九
新札幌市史 第5巻 通史5上
(「道徳の時間」特設)
北教組
は、文部省が同年三月に作成した「道徳の指導資料」を支部単位で一括して回収する運動を行い、批判書を
新札幌市史 第5巻 通史5上
(十月攻勢と二・一ゼネスト)
全北海道官公労組共闘委員会事務局が設置され、二十二年一月に入ると、国鉄と逓信を中心に政府出先機関組合や全道庁・札幌市職組・
北教組
新札幌市史 第5巻 通史5下
(新設校でのY教師)
また道と北海道教職員組合(
北教組
)がいわゆる「46協定」を締結した翌年でもあった。
新札幌市史 第5巻 通史5上
(組織の分裂と再編成)
四十一年、全道庁・全市連・町村連三者協議体(一三四単組)を母体に四万九〇〇〇人の自治労道本部が誕生し、
北教組
新札幌市史 第5巻 通史5上
(任命制教育委員会への転換)
北教組
も激しい反対運動を行った。 三十一年六月、教育三法のうち地教行法が成立した。
新札幌市史 第5巻 通史5下
(靖国問題をめぐって)
同年十二月には、キリスト教界から全道労協、
北教組
、高教組などに働きかけ靖国神社国営化阻止道民連絡会議が
新札幌市史 第5巻 通史5上
(労組婦人部の誕生)
十一月から
北教組
は知事に対して給与改善一七項目を要求、翌年三月スト突入直前に妥結し(組合史第一集)、「
新札幌市史 第5巻 通史5上
(企業整備合理化と行政整理)
(全道庁十年史)、さらに同年十一月、道内で小・中・高校計二六人(うち札幌市一人)の教員が解雇された(
北教組
史
新札幌市史 第5巻 通史5上
(道議会議員と婦人議員協議会)
最初の女性道議は二十六年、
北教組
小樽支部長から立候補した井口ゑみである。
新札幌市史 第5巻 通史5上
(高校増設運動)
さらに父母側は、
北教組
や労働組合とともに、三十七年十月十八日に高校全入運動推進協議会を結成して、高校増設運動
新札幌市史 第5巻 通史5上
(【主要参考文献・史料】)
としあわせのために 20年のあゆみ』(昭49)、『北海道母親大会議事録』(昭33)、北海道教職員組合『
北教組
史
新札幌市史 第5巻 通史5上
(札幌地区労協の結成)
市職組内においたが、副議長・事務局長とも欠員という状況打開のため、翌二十八年三月、全逓、全電通、全道庁、
北教組
新札幌市史 第5巻 通史5下
(「いのち」「くらし」を守る活動を続けて)
北教組
婦人部は日本婦人会議北海道本部と共に四十七年、道母親大会連絡会から離れ、「北海道母と女教師の会」
新札幌市史 第5巻 通史5上
(婦人週間の行事)
大会初日の「労働」部会では、
北教組
執行委員ら二五人が「男女同一賃金や婦人の労働条件は守られているか、婦人
新札幌市史 第5巻 通史5上
(教育委員会など公職への進出)
定数三人に五人立候補したが、社会党公認で唯一の女性候補水島ヒサは、四二万四一一五票と全国最多得票で、同じ
北教組
推薦
新札幌市史 第5巻 通史5下
(男女雇用機会均等法成立まで)
北教組
婦人部はこの「報告書」に対し抗議はがきを集中させた。
新札幌市史 第5巻 通史5下
(均等法への対応)
北教組
は均等法施行にともなう指針・省令案の問題性を訴えるため、全道労協と共に六十年十二月、労働省前の座
新札幌市史 第5巻 通史5下
(登校拒否(不登校))
道議会では、九月二十五日に、同制度をめぐって道教委と
北教組
が事前に相談員の人選・配置について協議していたことを
新札幌市史 第5巻 通史5下
(育休法・均等法等の改正)
出産後一年間の育児休業を申請行使できることになり、札幌市教員の父親育休取得第一号が美香保小学校で誕生した(
北教組
史
新札幌市史 第5巻 通史5上
(高校の急増対策と大学区制)
これに対しては
北教組
をはじめ親たちからは批判がでた。
新札幌市史 第8巻2 年表・索引編
(凡例 明治以降)
北海道電力(株),道ウタリ協会=北海道ウタリ協会,愛婦=愛国婦人会,国婦=国防婦人会,連婦=連合婦人会,
北教組
新札幌市史 第5巻 通史5下
(政治への新しい参画)
北教組
は学校内の「隠れたカリキュラム」として男子先行の男女別名簿を批判して平成三年に混合名簿実現を方針
新札幌市史 第5巻 通史5下
(『男女共同参画さっぽろプラン』)
北教組
も各段階教研の女子教育問題分科会などで、教科書の点検、中学家庭科・技術科の共学、保健体育混合授業
新札幌市史 第5巻 通史5下
(【主要参考文献・史料】)
資料北海道労働運動史 昭58~62年』(平6)、札教組女性部『総会議案』(平5~12)、同『女性部白書』(平5)、『
北教組
史
新札幌市史 第8巻2 年表・索引編
(出典一覧(明治以降) 1945年〜2000年)
-19530316(北海道労働部) 4146 組合史 第1集(北海道教職員組合) 4147
北教組
史, 第2集(北海道教職員組合) 4148
北教組
史 第5集(北海道教職員組合) 4149
北教組
史, 第6集(北海道教職員組合) 4150
北教組
史 第7集(北海道教職員組合) 4151
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