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新札幌市史 第5巻 通史5下
(活発化するグループ展)
の活動範囲をも拡げ、
北海道の美術
の動向に新鮮なエネルギーを吹き込んだのはグループ
展
だった。 ,五十二年結成、六十三年まで隔年で計七回の
展
覧会を開いた「北海道現代作家
展
」は、従前の道内グループ
展
のあり,
展
覧会が機縁となり韓国とカナダから招待されたことは、
北海道の美術
家の活動が国際的なフィールドにまで広がったことを,そうしたなかで平成六年の「札幌アヴァンギャルドの潮流
展
」の開催は、
北海道の美術
史上際だって特異な位置を,に時代をヴィヴィッドに反映していることを証明してみせた(吉田豪介
北海道の美術
史―異端と正統のダイナミズム / 活発化するグループ
展
新札幌市史 第5巻 通史5下
(美術情報の蓄積と発信)
北海道の美術
を歴史的、体系的にまとめた著書も出版された。,中でも『
北海道の美術
史―異端と正統のダイナミズム』(吉田豪介著、平7)は、昭和三十年代後半以降の北海道,
展
覧会図録や研究紀要のほかに普及を主目的にした「ミュージアム新書」(北海道立近代美術館編・北海道新聞社発行
新札幌市史 第5巻 通史5下
(四つの公募団体展)
四つの公募団体
展
昭和五十年以降平成十六年(一九七五~二〇〇四年)に至る札幌の美術は、北海道立近代美術館,そうしたなかで公募団体
展
は一時期の公募
展
離れ現象を乗り越え、
北海道の美術
を形成する軸の一つとして確かな,昭和五十年は北海道美術協会(道
展
)が五〇周年、全道美術協会(全道
展
)が三〇周年、新北海道美術(協)会(,(道美
展
、昭和四十四年創立)が新たに誕生していたことは、全道規模の公募団体
展
が合わせて四つという北海道,さらに新道
展
は創立会員に続く世代が力を付けており、幅広いジャンルをカバーする道美
展
でも、当初からの課題 / 四つの公募団体
展
新札幌市史 第5巻 通史5下
(新たな座標軸を形成した美術館)
同館が開催してきた特別
展
のうち、外国の作家
展
および美術館
展
に限ってみても、北海道における美術
展
史上最大,
北海道の美術
史や現況をユニークな視点から構成した企画
展
の一方で、大規模な地元ゆかりの作家回顧個
展
も数多,まった「北海道現代美術
展
」(昭和五十三年から五十七年まで計五回開催)と、その後の「
北海道の美術
」
展
(通称,「イメージ
展
」、昭和五十八年から六十三年まで計六回開催)の二つの
展
覧会が挙げられる。,対して「
北海道の美術
」
展
は、主催者が課したテーマに沿って作家が選定されその出品作による構成だが、一部の
新札幌市史 第4巻 通史4
(林竹治郎とその門下生)
林竹治郎とその門下生 明治四十年(一九〇七)十月に、文部省美術
展
覧会(文
展
)がはじまる。,文相牧野伸顕が、美術の価値の規範を国家が定めるフランスのサロンのあり方を日本において実践したものである(日
展
史,ここに官
展
がはじまり、「各流各派を総合した制作発表の場として、また新人登竜門的役割も果たし」(近代日本美術事典,北海道において公募
展
は、大正十四年(一九二五)の道
展
をもってはじまり、美術の価値の創出とその社会への影響,その歴史的な第一回文
展
に、
北海道の美術
界に俊英を育てる林竹治郎が〈朝の祈り〉を入選させる。
新札幌市史 第4巻 通史4
(道展の成立)
道
展
の成立 ここでは北海道美術協会(道
展
)創立以来の中心メンバーで、運営に携わった今田敬一の自伝的美術史,大正十四年十月に道
展
が結成される。,招待者として組織の枠外に位置づけ」たとし、「リベラルな教養的、教育的サロン」となることを選択したとみる(
北海道
,
の美術
史)。 ,に大雪山国立公園の写生を機に今井呉服店で個
展
を開く(長谷川昇 北海道
展
図録)。 / 道
展
の成立
新札幌市史 第4巻 通史4
(【主要参考文献・史料】)
第一回北海道地方文化協議会会議録』(昭17)、『北海道年鑑』(昭2)、渋谷四郎『北海道写真史 大正・昭和』(未刊)、『道
展
日誌,』『今田敬一旧蔵資料』(以上北海道立近代美術館蔵)、『本間莞彩』
展
図録、西村勇晴「北海道の〈創作版画〉,について」『紀要』(北海道立近代美術館ほか)94―95、『北方のモダン―三岸好太郎と札幌の画家たち』
展
図録,(北海道立三岸好太郎美術館)、吉田豪介『
北海道の美術
史 異端と正統のダイナミズム』、司修『戦争と美術』,、三岸好太郎『感情と表現』、『能勢眞美』
展
図録(北海道立帯広美術館)、『道
展
四十年史』、匠秀夫『三岸好太郎昭和洋画史
新札幌市史 第4巻 通史4
(黒百合会の美術活動)
との交流、海外美術の紹介といちじるしく貢献」したといえる(読売新聞 昭34・8・7、なかがわつかさ
北海道
,
の美術
)。,、シャバンヌの複製画が
展
示され、第九回(大5)
展
覧会には岸田劉生、第一〇回
展
覧会(大6)には梅原龍三郎,二八点(ほとんどが原色の複製画)を
展
示し、この
展
覧会に対し外山卯三郎は、表現主義は「自意識の認識論的自覚,小川原は、倶知安中学の四年か五年のとき、一九三〇年協会
展
やフランス美術
展
を見に行き、「そこでマチスなどの
新札幌市史 第8巻2 年表・索引編
(出典一覧(明治以降) 1945年〜2000年)
心のハーモニー 2673 50周年記念誌((財)札幌市体育連盟) 2674 50周年記念全道
展
画集,全道
展
・新道
展
創造への軌跡(吉田豪介) 3592 道
展
四十年史(北海道美術協会) 3593 道婦連協,) 3892 北高七十年(北海道札幌北高等学校) 3893 加藤秋霜と書峰社書道30周年記念
展
,特殊教育(特殊教育百年北海道記念会) 4066 北海道の20世紀(北海道新聞社) 4067
北海道
,
の美術
史 異端と正統のダイナミズム(吉田豪介) 4068 北海道の婦人(北海道) 4069 北海道
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