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新札幌市史 第1巻 通史1
(産物の流通)
ゆえに、
千歳アイヌ
がイシカリ川で産出した産物の余剰はユウフツの集荷地へ、またイシカリアイヌがシコツ場所内,それをみて
千歳アイヌ
もうらやましく思い、頼み込んで矢羽根による鷲の尾羽やかわうその皮をもって和産物と交易,このような『由来記』に記されている事実、たとえば、
千歳アイヌ
がイシカリ川まで漁に行くことや、イシカリ川,ともかく
千歳アイヌ
のみならずイシカリ川筋のアイヌも、東蝦夷地が寛政十一年(一七九九)に幕府直轄になった
新札幌市史 第1巻 通史1
(『土人由来記』)
アイヌ
の生活圏になっており、イシカリ川筋のアイヌとは明らかに生活圏を異にしていたことになる(図1参照),ではどうして、
千歳アイヌ
とイシカリ川筋のアイヌとが接触を持つようになったのだろうか。,
アイヌ
の仲間に入ったという話がある。,もともとサル系に属する
千歳アイヌ
と西蝦夷地系に属するイシカリアイヌとは、交流の便宜から互いに譲り合っており,、
千歳アイヌ
は春夏の季節には引網をもってイシカリ川本流まで行き、秋になると千歳へ戻って川々で鮭をとるなど
新札幌市史 第1巻 通史1
(イシカリアイヌの入会権)
イシカリアイヌの入会権 かたや
千歳アイヌ
のイシカリ川筋での漁、かたやイシカリ川筋のアイヌの千歳川筋での,上ツイシカリの惣乙名シレマウカは、『由来記』によれば、元来は
千歳アイヌ
系であるという。
新札幌市史 第1巻 通史1
(ウライの没収と出漁禁止)
このため、通行屋の番人にリキヤとカシュヒタの二人の
千歳アイヌ
を配置することとし、その飯料として、シレマウカ
新札幌市史 第1巻 通史1
(第一回訴願)
千歳アイヌ
、春夏はイシカリ川へ引網を持って行き、鱒などを飯料としてとり、イシカリ川へ入る商船と鷲の足羽,シコツ越え道整備のためイザリブトに通行屋を建てることとし、通行屋番人のリキヤとカシュヒタの2人の
千歳アイヌ
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