大友亀太郎 イシカリ御手作場の取り扱いを申し渡された大友亀太郎は、天保五年(一八三四)四月二十七日相模国足柄下郡西大友村,写真-1　大友亀太郎 　安政五年(一八五八)四月に、尊徳の門人で中村藩相馬大膳亮の家来である新妻助惣,、佐々木長左衛門、大友新六が蝦夷地に赴くのに随行して大友も箱館に渡来した。,新妻、佐々木、大友(新六)らは直ちに箱館奉行所によって在住に任命され、箱館近在に設定した御手作場の差配,開墾農夫取立方として木古内・大野の両御手作場を兼勤(役金年六両)、この時はじめて姓を出身村名にちなんで大友 / 大友亀太郎

それを彼が慶応二年二月に提示した『石狩御手作場新軒取建入用大略取調』(大友文書)によって見てみたい。,以上のような諸物品・金銭の支給を大友は計画していた。,ところで右の大友の取調書に関して、箱館奉行所は疑問を提示してその回答を求めているが、それに対する大友の,奉行所の疑問とは、かつての箱館近在御手作場における新妻、佐々木、大友(新六)らの仕法見込では、農民扶助米,これに対する大友の考えは以下のとおりである。

上野国伊勢崎藩酒井下野守の家来新井小一郎、さらに同五年の磐城中村藩相馬大膳亮の家来新妻助惣・佐々木長左衛門・大友新六