高校の急増対策と大学区制 四十一年に北海道と札幌市はともにベビーブームの子どもが高校入学の頂点となる,道教委は、越境入学問題を改善し、画一教育を是正するため、四十年五月に全道を八つに区分する大学区制の採用,区域外就学許可申請書を提出する、入学定員の一〇パーセントまで学区外入学を認めるなどの措置をとり、全道八学区の大学区制,四十一年度入試から大学区制が行われ、さらに過当な受験準備を防止するために四十三年度からは入試教科が国語,総合選抜 選択の数学を廃止し，英語を必修教科とする(220) 41 成績調整による総合選抜 42 全道8大学区制 / 高校の急増対策と大学区制

大学区制は、批判された問題が顕著に現れ始めた。,例えば元札幌南高等学校長の牧野徹夫は、大学区制の次のような問題点を指摘している。,道教委ではこれらの問題もふまえ、大学区制施行から六年目の四十七年八月に全道を二〇から三〇にわけ、また札幌

最終報告は、①従来の全道八学区の大学区制を全道二一の中学区制に改編する、②学区外入学枠を五パーセントとする

進学熱の高まりと高校増設運動 　　　　　　　　高校入試制度と小学区制　高校増設運動　高校の急増対策と大学区制