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新札幌市史 第1巻 通史1
(大津浜グループ)
大津浜
グループ 表1のうち、勝右衛門だけは改革前にイシカリで生産活動をしていない特例ともみられる人物,兵七、藤七、又兵衛、庄兵衛、弥兵衛、平八、忠助、惣兵衛、市右衛門、松次郎等々の名が見られ、彼らは〝水戸
大津浜
,〟の住人と称したので、この起業集団を仮に
大津浜
グループと呼ぶことにしよう。 ,
大津浜
は茨城県の最北部に位置する北茨城市に属し、太平洋に面して現今も漁港をもって栄えている。,周囲は棚倉藩領や天領旗本知行地が入り組み、複雑な支配変遷を経る中、
大津浜
だけは元和八年(一六二二)以降 /
大津浜
グループ
新札幌市史 第1巻 通史1
(勝右衛門)
勝右衛門
大津浜
グループの代表格としてイシカリに登場した勝右衛門は、姓を五十嵐といい、水戸藩内ではこれを,さかんに〝水戸
大津浜
〟の住人を自称し、箱館やイシカリで〝水戸〟を、水戸藩内では〝
大津浜
〟を強調することが,このように勝右衛門に関する資料はわずかしかないが、茨城県立歴史館や北茨城市歴史民俗資料館の協力を得て水戸
大津浜
新札幌市史 第1巻 通史1
(イシカリ・サッポロの検分)
大津浜
グループがイシカリの鮭漁業に着手した年、その実態をたしかめ藩としての対応を考えるための実地検分である,彼に
大津浜
グループの市右衛門、権十、藤七、源四郎が加わり、従者を含め一行は六人だった。,鮭漁期の十月七―十二日をイシカリ滞在とし、
大津浜
グループの漁業の実態をつかもうとしたのである。,ここから上流の新規開発を
大津浜
グループが始めることになっており、エベツブトにその拠点となる元小家の設置
新札幌市史 第1巻 通史1
(勝右衛門の漁業)
勝右衛門を中心とした
大津浜
グループに、漁業技術の知識は一応あったと思われるが、資金力は皆無に近かったろう,水戸藩は
大津浜
グループに一〇〇〇両を貸与し経営を軌道にのせようとするが、この程度で新規の基礎は安定しえない,最も意をそそいだ浜中の引場さえ箱館の人秋田屋喜左衛門に貸し、この年の漁が終わると勝右衛門ら
大津浜
グループ
新札幌市史 第1巻 通史1
(イシカリ・サッポロと水戸藩)
第三は
大津浜
グループ(第四章第二節参照)をイシカリに送り込んだこと。,漁業経営に那珂湊商人の支援、イシカリ鮭の水戸、江戸への移出拡大。喜三郎への支援。 第4章2節(3) (3)
大津浜
,藩士生田目弥之介と
大津浜
グループ4名による。
新札幌市史 第1巻 通史1
(安政の大獄)
安政の大獄
大津浜
グループのイシカリ進出がやっと実現した前年あたりから、斉昭と幕府のつながりはいささか
新札幌市史 第1巻 通史1
(勝右衛門のその後)
慶応元年箱館奉行所への願書には、肩書きに〝水戸
大津浜
〟の住人とあり、水戸藩への願書に〝石狩新場取開人〟
新札幌市史 第1巻 通史1
(イシカリほか二場所借用運動)
同年七月、水戸藩領
大津浜
(現茨城県北茨城市)の鈴木兵七は、蝦夷地のうちイシカリ場所ほか二場所の借用を水戸藩,石狩弁天社) その後、水戸藩の蝦夷地開拓の展望は、安政五年(一八五八)のイシカリ改革にともない、水戸
大津浜
新札幌市史 第1巻 通史1
(漁法の工夫)
(生田目氏日記) この頃、越後地方で使われていた三本合網が導入されるが、勝右衛門ら
大津浜
グループは
新札幌市史 第1巻 通史1
(改革まで)
また、後述のように水戸藩
大津浜
の勝右衛門にイシカリ川上流漁場見立等を、越後国水原村の喜三郎に開発方御用取扱
新札幌市史 第6巻 史料編1
(解題)
解題 水戸
大津浜
(現茨城県北茨城市)の五十嵐勝右衛門は蝦夷地の場所請負を画策し、水戸藩を通じ幕府と交渉
新札幌市史 第1巻 通史1
(新札幌市史 第一巻 通史一/総目次)
酷使と私曲 第二節 改革の新仕法…750 一 出稼の奨励 移住の自由
大津浜
新札幌市史 第1巻 通史1
(図版・写真・表組一覧)
阿部屋の場所請負罷免の請書写 『西川家文書』(滋賀県立短期大学蔵) (749頁) 写真-4 現今の
大津浜
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