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新札幌市史 第1巻 通史1
(支笏火山の活動)
支笏火山
の活動 支笏湖は、恵庭岳・風不死岳・樽前山などに抱かれ、かつては、訪れる人も少なく、静かに眠,実は支笏湖の成因を探る
支笏火山
の噴出物が市域の南部の丘陵や台地に広く分布し、しかも、その一部の堆積物は,このように大規模な陥没を引き起こした
支笏火山
の活動はいったいどんなものだったのだろう。 /
支笏火山
の活動
新札幌市史 第1巻 通史1
(噴出物の種類)
噴出物の種類 表1はこれまでにまとめられた
支笏火山
の噴出物の層序を示す。,この表からもわかるように、
支笏火山
の噴出物は一〇層の降下軽石(下位からSpfa10~Spfa1)と軽石流,表-1
支笏火山
噴出物の種類と編年 層序 記号 14C年代 備考
支笏火山
噴出物 支笏火砕流堆積物
新札幌市史 第1巻 通史1
(中期)
支笏火山
が活動しはじめたのも、ほぼ、この時期である。,
支笏火山
の活動が始まってしばらく後、三万一〇〇〇~三万二〇〇〇年前になると、気候は多少温暖化し、札幌北部地域,約三万年前、それまで四〇〇〇~五〇〇〇年間続いた
支笏火山
の活動は、文字どおり、破局的段階に到達し、熱雲型
新札幌市史 第1巻 通史1
(降下軽石堆積物)
降下軽石堆積物 一〇層に区分されているが、下位のSpfa 10からSpfa 6までは、
支笏火山
の先駆的,これらの降下軽石堆積物は、噴出すると天高く昇り、成層圏の偏西風に乗って東方へ運ばれたので、
支笏火山
の北側
新札幌市史 第1巻 通史1
(前・中期更新世)
の地層は、下位(古いもの)から順に、裏の沢層・下野幌層・音江別川層・竹山礫層・もみじ台層・小野幌層・
支笏火山
噴出物,薄層 更新世 後期 江別砂層 砂丘砂 元野幌粘土層 粘土(広島砂礫層,厚別砂礫は同時期)軽石流
支笏火山
噴出物層
新札幌市史 第1巻 通史1
(軽石流の分布)
軽石流の分布 古くから市民となじみ深い札幌軟石こそ、
支笏火山
の大噴火によって流出した高温の軽石流が溶結
新札幌市史 第1巻 通史1
(後期)
後期
支笏火山
の活動も終わり、静穏な時期を迎えることになるが、気候は次第に寒冷化しはじめる。,
支笏火山
の活動が終息し、約一万年間の穏やかな時期がすぎると、支笏湖地帯に新しい火山活動がはじまる。
新札幌市史 第1巻 通史1
(札幌軟石)
札幌軟石 およそ三万年前、
支笏火山
の破局的大爆発によって噴出した軽石流の北へ向かった流れは、それまであった
新札幌市史 第1巻 通史1
(札幌の墓壙と副葬品)
また、駒岡、清田、平岡、厚別などの丘陵地域は、基盤が
支笏火山
灰から成り、少しの雨でも浸食が著しく、地味
新札幌市史 第1巻 通史1
(江別砂層)
分布で共通していることは、沖積面より一段高い平坦面の縁辺部で、しかも、河川の流路に沿っており、さらに、
支笏火山
噴出物
新札幌市史 第1巻 通史1
(軽石流堆積物)
写真-1 支笏軽石流の露頭(南区常盤付近) 細長く白っぽい部分は二次噴気孔の跡
支笏火山
の軽石流堆積物
新札幌市史 第1巻 通史1
(五つの遺跡群)
この地域は、
支笏火山
灰が厚く堆積しており、雨水による表土の流出がはげしく、地味がやせており狩猟・漁撈・
新札幌市史 第1巻 通史1
(新札幌市史 第一巻 通史一/総目次)
堆積時期 最終間氷期の古地理 第二節 最終氷期の堆積物…59 小野幌層 月寒粘土層
支笏火山
新札幌市史 第1巻 通史1
(図版・写真・表組一覧)
・提供 (75頁) 写真-6 グイマツ(北大植物園) 熊野純男撮影・提供 (75頁) 表-1
支笏火山
噴出物
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