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新札幌市史 第1巻 通史1
(元野幌粘土層)
元野幌粘土層
支笏軽石流堆積物
は、大地を埋めつくし、森林を焼きつくし、それがおおった当時の札幌市域(,札幌市周辺の台地上や河川流域には、
支笏軽石流堆積物
に由来する、最終氷期末のいろいろな地層がみられるのである,この付近には
支笏軽石流堆積物
は分布していないので、この地層は小野幌層の上位に直接かさなっている。
新札幌市史 第1巻 通史1
(小野幌層)
おもに、青灰色ないし灰白色のシルト・粘土・砂互層からなる地層で、
支笏軽石流堆積物
(後述)におおわれている,このような植物化石や14C年代値などから、野幌丘陵西側の小野幌層は、
支笏軽石流堆積物
の堆積前の寒冷化していく,この地域には
支笏軽石流堆積物
が分布していないので、北西端の江別市街地では、上位は元野幌粘土層におおわれるが,事実から考察すると、小野幌層は、下部と上部に分かれるが、一応、最終氷期の初頭(七万年前くらい)から、
支笏軽石流堆積物
新札幌市史 第1巻 通史1
(月寒台地)
この台地の特徴は、西岡台地や清田台地が
支笏軽石流堆積物
からなり、かなり浸食され平坦面が狭いのに対し、浸食,の度合が低く、広い緩傾斜面をもっていることと、
支笏軽石流堆積物
がほとんど乗っていないということである。
新札幌市史 第1巻 通史1
(江別砂層)
また、軽石の特徴からこの砂層は
支笏軽石流堆積物
に由来したものであることがわかる。 ,通称三角山や由仁町三川の市街地北端、追分町市街地北東の安平川左岸などでも確認されており(図5)、すべて、
支笏軽石流堆積物
起源,こうしたことから、これらの古砂丘は河川により浸食され運ばれた
支笏軽石流堆積物
が、最終氷期の寒冷かつ乾燥的
新札幌市史 第1巻 通史1
(滝野丘陵)
滝野丘陵 西岡台地・月寒台地・清田台地の南方には、標高二五〇~二〇〇メートルの、ほとんど
支笏軽石流堆積物
新札幌市史 第1巻 通史1
(河岸段丘)
この段丘堆積物は
支笏軽石流堆積物
をおおっている。
新札幌市史 第1巻 通史1
(埋められた大地)
つまり、これは
支笏軽石流堆積物
をはぎとった、約三万年前の古地形を示しているのである。,図-3 支笏軽石流噴出直前の古地形 ―軽石流の基底の等高線(単位m)を画いたもの―
支笏軽石流堆積物
新札幌市史 第1巻 通史1
(清田台地)
この台地は月寒台地の一部と考えてもよいが、
支笏軽石流堆積物
によって形成されているので区分した。
新札幌市史 第1巻 通史1
(西岡台地)
この台地は
支笏軽石流堆積物
(第四章参照)によって形成されたもので、台地の縁辺部は望月寒川やその小支流によって
新札幌市史 第1巻 通史1
(厚別砂礫層)
厚別砂礫層 札幌市域において、
支笏軽石流堆積物
をおおって堆積している地層は、厚別川沿いや三里川沿いにみられる,この地層は、ほとんど
支笏軽石流堆積物
の再堆積層で、厚さは一~三メートルくらいあり、軽石や火山灰質砂で構成
新札幌市史 第1巻 通史1
(もみじ台の地質)
をはさむ灰色シルト層(小野幌層)が累重し、最上位は地表まで軽石を多量に含む灰白色のいわゆる火山灰層(
支笏軽石流堆積物
新札幌市史 第1巻 通史1
(軽石流堆積物)
図-2
支笏軽石流堆積物
の分布 *4 熱雲(ねつうん) 比較的発泡の程度が低い高温の火山物質からなる
新札幌市史 第1巻 通史1
(焼きつくされた森林)
焼きつくされた森林
支笏軽石流堆積物
は広大な大地を埋めつくしただけではなく、当時の森林やそこに生息していた
新札幌市史 第1巻 通史1
(図版・写真・表組一覧)
西部地域を中心にして―」 『北海道開拓記念館調査報告』17号(1979)から引用 (56頁) 図-2
支笏軽石流堆積物
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