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新札幌市史 第2巻 通史2
(開拓使・民部省の合併論)
開拓使・民部省の合併論 上述のように東久世長官は強く
樺太分離
を主張したのであるが、それは機構上の問題,ここに東久世にとっては、財政を確保安定して北海道の開拓を進めるには、
樺太分離
が不可欠の前提でもあったのである,ところが、この
樺太分離
を決定するや否や、政府部内で開拓使を民部省に合併附属させるという論が起こった。,東久世は三年二月十三日付の書簡で岩村に、「(
樺太分離
は)右之通落着致候、付ては開拓使民部省へ付属、府県同様
新札幌市史 第2巻 通史2
(樺太開拓使の設置)
以上のような、丸山をはじめとする樺太派遣の現地官員ならびに北地を総括する開拓使などの、強い
樺太分離
論に,百里外ヨリ無実ニ管轄被仰付候儀ハ如何ノ廟堂ニ被為在候哉、通禧ノ未タ解セサル処也」(同前)と、さらに激しく
樺太分離
新札幌市史 第2巻 通史2
(函館産物会所の移管)
三年一月に島判官の罷免を求めて上京したという東久世は、直ちに
樺太分離
問題と共に、その時期民部省通商司に
新札幌市史 第2巻 通史2
(新札幌市史 第二巻 通史二/総目次)
の専断 東久世と島 島判官の転任 第三節 開拓使の体制整備と札幌本府建設…58 一
樺太分離
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